教育
いよいよ2022年も終わりますね。大学の業務スパンでいくと年度単位なので,まだ3ヶ月残っている感覚ではありますが,1つの区切りではあるので,少しだけ振り返っておこうかなと思います。 2022年も依然コロナ禍にはあるものの,対面の機会も増えてきて,新入…
私の授業では,基本的に毎授業後振り返りを提出してもらい,翌週の授業でフィードバックするという取り組みをしています。 その内容や考え方,効果等については,先日小論を書きましたので,ご参照いただければ幸いです。 山田剛史(2022)「オンライン授業に…
先週8月23日(火)の日本経済新聞(朝刊)の教育面に,寄稿した記事が掲載されました。 直接の内容は著作権の問題もあるので,掲載できかねるのですが,もう少し原稿に込めた想いを書き足そうと思います。オンラインでも読むことが出来ます(要登録)。 www.…
昨日のブログでも報告しましたが、今週は春学期の授業も第14週目ということで、アウトプット(成果発表会)が続きます。 水曜には初年次教育科目「プロジェクト学習1(学生生活をデザインする)」の成果発表会がありました。 授業全体の3分の2は、AL型講義+…
今日もなかなかハードな1日でした。 超夜型の僕にとって朝は非常に辛い。でも、やることが溜まり過ぎてて、今日は朝6時に起きて急ぎの文科省のお仕事で始まる。 ひとしきりやって8時30分には大学へ。9時から日本経済新聞の編集委員の方が東京から取材に来ら…
今日は久々にオンデマンド授業を撮りました。普段は対面でやってきている授業で,相当クラスの雰囲気も良くなっている中で,1回オンデマンドを挟むことになりました。 少しでも対面と同様の空気感やライブ感を出せないかなぁ,また,ちゃんと見てもらう仕掛…
コロナ禍に入って大学も3年度目に入っています。対面授業へと戻りつつありますが、オンライン授業を活用している大学、先生も少なくないと思います。本学でも引き続き色々と議論をしているところです。 そうした中、オンライン授業、特にリアルタイム型って…
クラウドファンディングという仕組みが普及する中、自分には普段手が届かない社会課題の解決に挑戦しようという取組に対して、少しでも貢献出来ればという想いで応援させてもらう機会が増えてきました。 最近では、知り合いの大学教員が、子どもたちが安心安…
今日は生憎の雨でしたが、京都は右京区にある光華女子学園に行ってきました。 8月に中高の先生方の研修をさせてもらうこともあって、高校の校長先生とリーダーシップを取られている先生とお話しました。 女子校ということもあり、僕がずっと携わっている東山…
今日は大学は創立記念日でお休みでした。その機会を利用して,学生たちとZoomで談話会を開きました。 その学生たちとは,総合人間学部の2回生3名でした。きっかけは2週間前に私が担当した心理学概論の授業。私が唯一担当している学部生向けの授業。たった一…
コロナ禍で会議も授業もゼミもあらゆるものがオンラインになって1ヶ月以上が経ちます。 オンライン教育に限っても是々非々様々な意見が飛び交っています。 僕自身、この間色々と道具に慣れたりするのに悪戦苦闘していますが、良かったなと思う気づきがありま…
卒業シーズンということで、うちの研究室でもお別れするメンバーがいます。学位授与式が中止になって可哀想ですが、みんなで追いコンをしました。 なんやかんやで、研究室のメンバー全員揃っての飲み会は初めてだったので嬉しかったです。 2次会では、院生持…
私の研究室では、院生の指導や自分自身の研究力向上を目的に、色んな機会を設けています。 例えば、 月1回の個別指導 月1回のゼミ 月1回の読書会 半年に1回の集中ゼミ(8月、2月) 日常的な情報共有のためのビジネス向けSNS「Slack」の活用 などです。 Slack…
昨晩、以下の番組を見ました。 ハートネットTV シリーズ 変わり始めた精神医療(1)「子どもたちの心」 | NHK ハートネットTV 厚労省の調べによると、精神疾患を有する総患者数は、平成11年の204.1万人から毎年増え続け、平成26年には392.4万人と、倍近く…
高等教育を捉える視点の1つに「教授・学習パラダイム」というものがあります。 学術的な説明はさておき、教授パラダイムとは教員(教授)中心に、学習パラダイムは学生(学習)中心に教育を捉える見方を表します。 このことはアクティブラーニングや主体的・…
気づけば4月も終わり、即ち平成も終わるのですね。「人生再設計第一世代(笑)」ど真ん中の私としては、この30年間はがっつり青春を過ごし、大人として成長した人生の土台となる期間でありました。そう思うとちょっと寂しい気もします。 そんな平成最後のお仕…
今日は、2019年度に入って最初の山田ゼミでした。個別指導は既に始めていますが。社会人も多いので、全員は出られなかったものの、新M1、新D1の2人に加えて、他の先生の指導院生(留学生)にも直前に声をかけて飛び入り参加してもらいました。 互いの研究紹…
昨日(4/5)は本学の入学式でした。学部は午前、大学院は午後から、みやこめっせで行われました。 「令和」と「平成」色紙掲げる新入生も 京都大で入学式(京都新聞) - Yahoo!ニュース うちの研究室には、修士課程1名、博士後期課程1名の2人が新たに加わり…
新年度がはじまりました。 新しい元号(『令和』)も発表されました。 大学業界では異動の報告があちこちでなされていますね。学内でも職員の異動があって、今日も私信で連絡(御礼)のメールをいただいたり、「あー、この人ともっと一緒に仕事したかったな…
卒業シーズン、別れの季節ですね。でも、4月になれば新しい出会いもあります。寂しさと期待、不安が入り乱れる時ですね。 学校大学から社会に羽ばたくみなさんの移行(トランジション)が少しでも円滑に進めばと思います。 ということで、心に留めておくとい…
今日(3月27日)は、共愛学園前橋国際大学@群馬県前橋市でAP事業の外部評価委員のお仕事でした。委員を委嘱されて3年目ということで、今回は3回目の訪問でした。 今でこそ、当該大学(および学長先生)は教育改革先進校(牽引者)として知名度が高くなって…
今日は、山田ゼミ+αのメンバーで2018年度のリフレクションを行いました。 京大の吉田泉殿にて、朝から夕方までノンストップでがっつりやりました。 毎月のゼミとは違って、今日はこの1年間に行った研究、教育、社会貢献活動について、エビデンスも持参して…
教育開発/支援の仕事は、相手があってのことなので、様々な理由で上手くいかないこともあるという点では、なかなか大変ですが、やっぱり面白いなと思います。 それは、やったらやっただけ結果の出る、あるいは思うような結果が出なくてもそれは自分の責任と…
「曖昧さ」や「余白」ってすごく大事じゃないかなぁって最近よく思うんです。 21世紀は、VUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の時代、予測困難な時代と言われます。 そうした時代を生き抜く若者を育てるための教育が求められています。次から次へと改…
昨日の午後は、京都産業大学のキャリア教育の授業に社会人ゲストスピーカーとして話に行ってきました。前期にも行かせてもらいましたが、その時のことは以下のブログにも書いています。 京産大のキャリア授業を担当して - 人生考路 (2018年6月8日の記事) …
今日は朝から夕方まで夏期の集中ゼミをやりました。 院生も少しずつ増えてきているので、個別指導に加えて、月1でのゼミ、そして夏期と冬期の2回は集中ゼミをやることにしています。 合宿形式とか、ゆくゆくは他流試合の合同形式とかもやれたらなと思います…
昨日は京都産業大学が実施しているキャリア教育科目にお呼ばれして行ってきました。 このキャリア教育科目、なかなかレアなもので、全員必修科目とか選択科目とかそういうのではなく、「低単位取得者」に対して実施される科目になっています。 その名も「キ…
先日、普段あまり見ない民放を付けたら「奇跡体験 アンビリバボー」をやっていた。 「奇跡の会社 日本一幸せな従業員とは?」という見出しが気になり、チャンネルを切り替える手を止めた。「幸福(感)」というものに対して、個人としても、教育研究者として…
今日は、2018年度の山田研究室の顔合わせ会を開きました。 立場上、高等教育研究開発推進センターで学内の教育改革・改善支援を行うことと、教育学研究科の高等教育学コースで大学院生の教育・研究指導を行うことの2つのミッションを有しています。 これは、…
昨日より,当方が担当する大学院生向けのプレFD科目(「大学で教えるということ」)が始まっています。 2月8日,9日,13日の3日間,集中講義形式で,本学の大学院生10名が参加し,最終日の模擬授業に向けて熱心に取り組んでいます。 教育学研究科の院生を始…