人生考路

個人と社会のウェルビーイングを高める教育と学びを探究する

関大アボカドプログラム2024スタート

今日は2年目となる関大ソーシャル・アントレプレナーシッププログラムのキックオフイベント(17時~20時)でした。走りながら試行錯誤した1年目の反省を踏まえて、プログラムの大幅な改変を行うなど、関係者と話し合いながら準備を進めてきました。ぜひやりたい!と熱い想いとともに尽力してくれたキーパーソンの職員の異動もあり、事務局も大変でしたね。

 

関西大学ソーシャル・アントレプレナーシップ プログラム

 

今年度は、福井県大野市兵庫県丹波市大阪府河内長野市に加え、広島県府中市の4拠点から10の課題を出してもらい、参加者43名が分かれて10チーム編成します。同時に各チームにはメンターとして本学教員が入ります。最初は10名も集められる?って思っていましたが、統括責任者のよこけいさん@商学部が尽力されて、複数の学部から見事10名の先生が集まりました。学生40名ほどのプログラムに対して、10名の教員と、一般社団法人KANDEやWork Design Labo、各地域の課題オーナーと20名近い社会人が関わる何ともリッチなプログラムになっています。三菱みらい育成財団の支援を受けているので、学生は無料で参加出来ます。

 

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ちなみに、僕はこのプログラム全体の統括副責任者、効果検証WGのリーダー、そして、広島県府中市の課題(「地域×教育をコミュニティスクールの現場から体感する」)のチームにメンターとして携わります。今日はオープニングレクチャーもさせてもらいました。僕の仕事のテリトリーからすれば全くオブリゲーションではないものですが、気づけばガッツリ関わることになっています。

 

単位にも卒業要件にも関係ないプログラムにエントリーするような熱心な学生たちや、通常業務とは異なる中で関わろうとする熱心な大人たちと、社会課題の解決や社会実装を行いながら互いに学び成長出来るのは、自身にとってとても大きな刺激となります。それが最大の動機です。

 

今日のキックオフは課題も多いなと感じているので、しっかりフィードバックして、ゴールまでの約4ヶ月間チーム及び全体の活性化に寄与出来ればと思います。

 

昨年度のアボカドプログラムの終了後も、地域と対話を続けて実際にイベントを行うチームがあったり、このプログラムがきっかけでその地域で仕事をするなど新しい人生が拡がった学生、卒業後も繋がっている学生らがいたり、とても素敵なことやなと感じています。今期もそんな風になればいいなと思います。