授業も14週目ということで、大詰めを迎えています。昨日は、1年生対象のPBL科目の成果発表会でした。今日は、まず2コマ目に教職科目「カリキュラム開発論」の成果発表会でした。
お題は「高校生を対象とした探究学習のカリキュラムを開発せよ」ということで、こちらが提示した3つのテーマ「進路・キャリア」「環境問題」「情報・メディア」から希望を選んでグルーピング。うまいこと、4グループ、5グループ、4グループに分かれて、計13グループが3週間の中でカリキュラム開発。とは言え、授業としてはほぼ2回だけで発表会なので、学部も異なる学生らがどこまで出来るのか、という感じ。ですが、ここに至るまでに初回授業から時間をかけてあっためてきているので、かなり良い雰囲気で内容も決して悪くないものが出てきます。
13グループの発表を90分の中で効果的・効率的に進めるために、ポスター発表形式でやっています。学会のような自由に聞きまわるスタイルではなく、発表者と聞き手とをコントロールしながら進めます。固定机&階段教室というアクティブラーニングには最も不向きな会場ですが、こんな感じになります。
冒頭20分で模造紙に貼り付けて壁に設置して、準備完了です。
それにしてもみんなプレゼン上手!質疑応答もしっかり出来ていて、なかなか良い感じです。
無事全てのグループが発表を終えて、12時10分に授業終了。急いで片付け。一旦、荷物を研究室に置いて、急いで駐車場へ。3コマ目は、吹田市との連携授業「サービスラーニング」の最終成果発表会。会場となる吹田市役所へ移動して、12時50分に到着。2会場に分かれるので、各部屋の準備状況を確認して、ギリギリながら定刻13時からスタート。
市役所が会場のため、課題提示してくれた2部署(選挙管理委員会事務局と健康まちづくり室)とコーディネートしてくれているシティプロモーション推進室の職員のみならず、様々な部署からたくさんの市職員が参加してくれました。本学の学長課の職員らも来てくれて、まさに大学と社会、学生と社会人が一同に介した良い緊張感ある発表会となりました。
各チームからの真剣でオリジナリティ溢れるプレゼンに対して、講評や終了後には市の職員の方々からたくさんの感動とお褒めの言葉をいただきました。授業終了後も引き続き、今回の企画を形にしていきたいし、力を貸して欲しいといったお声がけもいただきました。本学の職員からも、学生の真摯に取り組む姿に感銘を受けて、もっと大学運営においても学生の声を取り入れていきたい!と熱いメールをいただきました。
最後はみんなで写真撮影をして終了。参加してくれた市の職員、本学の職員、学生(他チーム、自チーム)、そして私とがルーブリックを用いた評価を行っているので、この1週間で取りまとめて、次週の最終回でしっかりフィードバックと振り返りを行います。
確かに色んな学生がいますけど、学習者目線でちゃんと授業をデザインして、しっかり大人(教員)がエンゲージして、クラス内の信頼と安心の空間を創り出せれば、かなりの高確率で我々の想定を超えるパフォーマンスを発揮してくれます。その瞬間が堪らなく嬉しいですね。
終わって片づけもそこそこに会場を後にして、ピンポイントでそこしか空いてなかった美容院に駆け込んでプチリフレッシュ。朝から何も食べる暇がなかったので、18時過ぎにようやく食べ物を口に入れることが出来ました。
走り回ってヘトヘトですが、学生が一生懸命頑張ってくれる姿が何より嬉しくて、自身のエナジーチャージになっています。