今日は午前中千里山で授業して、午後からは人間健康学部へのIR教授会フィードバックのため、スタッフを乗せて堺キャンパスへ行ってきました。エントランスにはツリーと可愛い子たちがお出迎え。
この学部は昨年度からフィードバックに加えて、ワークショップスタイルのFDを組み合わせて実施しています。今回も当方から結果をお伝えし、それを受けて、コースや職階がバラバラのグループで話し合います。時間的には1時間程度と短いですが、データを交えながら15周年を迎える人健の今後を考える貴重な機会になっていました。
このようにデータを肴に対話が促される場づくりが最も重要で、僕が目指す形の1つです。こうした教員間の垣根の低さや、学生を理解しようとして議論する風土は、確実に学生からの高い評価と結び付いています。いくらシステムが美しくても、リッチなデータがあっても、これがなければ組織的な教育の質向上はなかなか実現していかないと思います。
その意味ではとても貴重な事例になりますが、これが他の学部で展開出来るかがカギとなります。
道中でなかなかゆっくり話せないスタッフとじっくり話も出来たし、充実感のある1日になりました。
これで、今年度の学部フィードバックも8学部が終了しました。ここまで、学部による対応や温度差はまちまちですが、なかなか順調に進んでいます。あと5学部、さてどうなるでしょうか。