人生考路

個人と社会のウェルビーイングを高める教育と学びを探究する

2024年度の授業の履修登録者

いよいよ来週から授業が始まります。新入生はまだですが,2年次以上の授業については履修登録が一定済んでいることを思い出し,先ほど教務情報から覗いてみました。

 

昨年度から新設した「プロジェクト学習2」の2科目は相変わらず少数で少し残念ですが,それならそれでガッツリやりたいと思います。この2科目については,シラバスの備考欄に〈受講生の声〉を載せるというチャレンジをしてみました。これは学生から「シラバスを見るだけでは分からない。紹介動画とかあったら良いのに」っていう声に着想を得て,項目としてはないけど試験的に入れてみたものになります。

 

プロジェクト学習2〔リーダーシップを開花する〕シラバス

プロジェクト学習2〔未来の大学を創造する〕シラバス

 

自分で言うのも何ですがかなり深く学び成長できる授業だと思うんですけどね。

 

教職科目も大体昨年同様60名程度ということだったのですが,社会学部の専門科目(3年生以上)として開講している「心理学特殊講義2」がちょっとえらいことになっていて,登録者数が108名でした。最初ちょっと自分の目を疑いました。というのも,

 

2021年度・・・18名
2022年度・・・25名
2023年度・・・41名
2024年度・・・108名

 

と,開講当初から4年目でちょうど6倍に膨れ上がっていたからです。しかも,授業開始から2週間はお試し期間で,例年この段階の数字から増えていく傾向にあるので,最終的にはもっと多くなる可能性があります。

 

いたずらに人数を増やしたくないこともあり,シラバスの備考欄にはわざわざ以下のような注意書きも書いていたのに・・・授業名称も固いのに。

 

「毎回の授業では,演習やディスカッションを行うなど,学生のみなさんの主体的な参加が求められます。心理学の知識がなくても受講可能ですが,学ぶ意欲の乏しい単位目的が中心の学生は受講を控えて下さい。

 

う〜ん,困った。これだと,間違いなく階段状の長い固定机の教室になってしまう。1回目の授業でもっとしっかり受講上のルールを示して,同意書も書いてもらおうかなと思います。お互い大人同士信頼関係のもと受講を一緒に創っていきたいので。チート行為やフリーライドが生まれないように諸々創意工夫したいと思います。

 

ただ,僕が大事にしている,心理的安全性とエンゲージメントを高めるための毎週の多種多様なアイスブレイクや異なるグルーピング,ニックネームでの呼称,授業後の振り返りとフィードバック(“TsuyoTube”),受講生同士の深いディスカッションやICTを活用したインタラクティブな授業のしかけは,しっかりこだわって,かつ効率的にやっていこうと思っています。

 

やってやろうじゃないの!