人生考路

個人と社会のウェルビーイングを高める教育と学びを探究する

2020年の私的10大ニュース

気づけば2020年ももう終わりですね。

 

コロナ禍でいつもと全く違う日常にかなり意識を取られたのもあって、今年ほど年末の実感が湧かない年も無かったです。

 

急ぎ足ですが、ゆる~く私的10大ニュース形式で振り返ってみようと思います。

 

第10位 コロナ髭をはやした

上半期,人生初の髭スタイルにしてみました。コロナということもあり,基本オンラインだし,外に出るときもマスクもするし,えいやっと。なかなか気に入っております♪以外と汚らしく見えないように整えるのは大変ですね。

 

第9位 腰痛の原因が分かった?

年明け早々,えげつない腰痛。腰痛は昔っからなので,あーまた来てしまったか,でもこのままでは生活できないし,と,しょうがなく近所の接骨院に。これまで色んな病院で検査もしてもらい,長らく脊椎分離症と言われ,数年前には脊椎版症と言われてきました。今回の接骨院では,脊椎括約筋の過緊張による痛みだと言われ,2ヶ月ほど,週2〜3回ペースで針治療をメインに施術してもらいました。それをきっかけに筋膜はがしなど,背中の筋肉や肩周りの筋肉をほぐすようにしています。今のところ安定しているので,痛みが出ないといいなと思います。

 

第8位 コロナ禍でのTDR

コロナ禍で,上半期は大好きなTDRも休園が続きました。過去に類を見ない11ヶ月も空いてしまいましたが,11月にはようやく自家用車で行くことができました。入場は事前予約制で人数制限もしているので,パーク内はさほど混雑していなかったです。アトラクションやレストランもパーク内でアプリを経由して予約するので,ある意味普段より計画的にスムーズに楽しむことが出来ました。キャストさんが少し疲れ気味だったのが気になりましたが,やっぱりディズニーは素敵な空間でした。

 

第7位 中止だらけの講演・研修

今年2月後半から7月にかけて予定されていた講演・研修の約9割がキャンセルになりました。15個くらいでしょうか。講演・研修を通じて,色んな土地を訪れ,色んな方々と議論し,色んな知恵や情報を得ることができるので,私にとって重要な機会なのですが,ほぼ全て無くなってしまいました。9月以降は少しずつ依頼も入ってきていますが,今のところ全てオンラインということで,私にとって重要な対面で得られるメリットが得にくく残念なところです。

 

第6位 進まなかった研究,使い切れない科研費

コロナ禍に加え,後で出てくる異動,引っ越しも重なり,なっかなか研究にエフォートを割けなかったです。東大社研とベネッセ教育総研の2万組親子パネル調査の2次分析研究会にアサインされて,このデータ分析を通じて自分の関心を深めることが出来たのは良かったなと思っていますが,自分の科研(特に代表分;最終年度)は厳しい状況です。本来であれば海外出張や大規模調査を予定していましたが,前者は物理的に無理だし,後者はコロナの影響を多分に受けてしまうので,タイミングが難しくなかなか実施にこぎ着けずにいます。何とか持ち直さないと。

 

第4位 オンラインまみれのお仕事

今年はとにかくオンラインまみれでした。3月から9月まではテレワークで,10月からは大学に行っていますが,それでもオンラインを使う機会は多くあります。日々の打合せ,会議,授業,研究指導,講習会・セミナー,講演会・研修会,研究会,学会など,ありとあらゆるものがオンラインに変わりました。Zoomを多用しましたが,TeamsやMeet,Cisco Webexなど,大概のツールは使えるようになりました。オンラインの善し悪しはここで挙げてもキリがないですが,情報伝達系や(議論の起きない)会議・委員会なんかはぜひオンラインを継続して欲しいと強く望みます。

 

第4位 教育の楽しさ再発見

オンラインで授業をすることになり,私の場合,学生との双方向性・即時性のない授業はあり得ないので,オンデマンドは絶対に不向きで,基本,同時双方向型でやっています。それでも,PC(画面)を通じての関わりなので,共有できる情報量(特に非言語情報)はそぎ落とされてしまいます。でも,だからこそ,どうすれば感情や感覚をお互いに伝え合えるかを色々と考え,ツールの力も借りながら試行錯誤しました。学生たちからもたくさんの素敵なメッセージをもらい,たくさんの元気をもらいました。そのプロセスを通じて,教育の楽しさを再発見することが出来ました。

 

第3位 家探しとリノベーションPJ

プライベートでは,大阪の大学への異動に伴い,引っ越すことを決意しました。今回の引っ越しは過去最大級のプロジェクトです。京都の自宅の売却,大阪の家の購入,そして,フルリノベーションの3点セットです。銀行の完済&新規の借り入れも同時に進めないといけなかったので,もうえげつない時間と労力をこのプロジェクトに注ぎました。それぞれの領域で本当に色んな問題・課題が生じて,いま思い出すだけでも吐きそうになりますが,何とかプロジェクトを完遂し,最高のお家に仕上がりました。

 

第2位 KUからKUへ

5年半務めた京都大学(Kyoto University)を9月末に辞職し,10月1日から関西大学(Kansai University)に異動しました。大きな挑戦でしたが,不思議と迷いはなく,楽しみに満ちた地元大阪への凱旋でした。ここは語り出すとキリがないので,シンプルにしておきたいと思います。

 

第1位 家族が健康であったこと

何といっても,このコロナ禍でとにかく家族が健康であったことが1番嬉しいです。いま感染者数の増加が止まらない状況ですが,自分に出来ることをしっかりやって,心身ともに健康に来年も色んなことにチャレンジしていきたいと思います。

 

今年も1年お世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

 

みなさま良いお年をお迎えください(^▽^)o

 

2020年12月31日

山田剛史

AXIES表彰式

今日も慌ただしい1日でした。

 

今日の夕方は、昨年度の大学ICT推進協議会(AXIES)@福岡大会で受賞した優秀論文賞の表彰式がありました。

 

現在開催中の大阪大会はオンライン開催ということで、オンラインでの表彰式とスピーチでした。賞状や副賞は後日郵送とのこと。

 

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せっかくの機会なのに、共同研究者である京大時代の同僚たちと同じ空間で分かち合えなかったのは残念でしたが、みんなと取り組んできたことへの想いを伝えることが出来て良かったです。

 

異動に加えて、異動先の仕事もハードな上、コロナ禍ということもあり、なかなか通常通りの研究モードに持ち込めないのですが、研究もしっかり前に進めていきたいなと思います!

また一つ歳を取りまして

今日は43回目の誕生日です。

 

もうここまで来ると、喜びもときめきもないのですが、とにもかくにも何とか健康であることに感謝したいと思います。

 

そんな1日は、右足のふくらはぎが思いっきりこむら返りして激痛で目覚めるという始まりでした。。

 

今日は朝から関大の総合情報学部(高槻キャンパス)の執行部会にIRのフィードバックに行く業務が入っていたので、めちゃくちゃ焦りました。

はいずるようにリビングまで行き、足を温め、ストレッチ、マッサージをして30分。少しは動けるようになったので、足をひきずりながら車を運転して、時間ギリギリに到着。

 

フィードバックを終えて、一緒に行ったスタッフと軽くキャンパスツアー。山の上にあるので、景色がすごかったです。あと、スタジオも見学させてもらったのですが、すごい本格的でびっくりしました。

 

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終わってから、そのまま京都に移動して、午後は東山中高で協同勉強会と特別委員会でした。

 

勉強会の締めの一幕

 

教頭先生「さて、今日は何の日でしょうか?」

A先生「〇〇の日?」

教頭先生「違います。もっと大事な日ですよ」

B先生「う〜ん、誕生日ですか?」

教頭先生「そうです!今日は山田先生の誕生日です!」

 

一同拍手

 

そして、3名の方々からプレゼントの贈呈。

 

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なんてベタな演出。

でも、嬉しいですね。

とてもあたたかい学校です。

 

僕は、一部の超できる人が主導で作り出すカッコイイ学校やゴリゴリ改革を進めていく学校より、多少凸凹あっても、みんなで力を合わせて補い合いながら作り出す学校が好きだし、僕が目指したい学校づくりの形です。

 

東山はそんな学校だし、僕はそんな中で子どもたちのことを想うあったかい先生方と一緒に学校づくりが出来ていることがとても幸せです。

 

大阪は赤信号ですが、明るく前を向いて毎日を噛み締めながら歳を重ねていきたいと思います。

 

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PS:まだふくらはぎが痛みます。ほんと歳やなぁ。。

日常

今日はいつもに増して慌ただしい1日でした。

いや、大体こんな毎日かな。。

 

9:30〜12:15 IRの定例ミーティング@会議室

12:20〜12:50 共通教養教育推進委員会@Zoom

13:00〜14:30 授業@教室

14:30〜14:50 学生相談@歩きながら

15:00〜16:45 メディア懇談会@学長室

16:55〜18:00 教育推進部将来構想@Zoom

18:00〜19:30 大学教育学会大会打合せ@会議室

 

対面とオンラインのハイブリッドの業務スタイルは、物理的な移動もあるので(研究室まで戻る時間がなくて近い場所を確保したり、歩きながらスマホで入ったり)、相当慌ただしくなってしまいます。

 

昼休みに定例会議が入ることが多いので、お昼ご飯が夕方になることもざらだし。

 

当然、毎日鬼のように来るメール対応や授業準備、国や学会等外の仕事、研究活動もあるので、これらは日中に捌ききれないので、夜~夜中(しばしば朝方)にかけてやることになります。

 

とても充実感があって刺激的な毎日なのですが、身体のことを考えると、もう少余白を作らないといけないなと、でもどうしたらいいのかなと、ふんわり悩んでいます。

 

健康あっての人生なのでね。

12月の2つのオンラインイベントのご案内

気づけば12月に入りましたね。

 

着任後の怒涛の一ヶ月の後も休まることなくさらに一ヶ月が過ぎ、さらにあっという間に過ぎるであろう師走に突入しました。

 

今回は、12月に私が関係しているイベントを2つご紹介したいと思います。

 

(1)日本青年心理学会第28回大会

 一つ目は、日本青年心理学会の第28回大会(12月5日・6日)です。今回はフルオンライン(Zoom)での開催です。表に全く出ないのですが、僕は当学会の大会担当の常任理事ということで、今回のオンライン開催の提案から当日までのプロセスにがっつり関わってきました。もちろん、具体的な検討は準備委員会の先生方が頑張って下さったわけですが。

 11月30日時点で申込は終了しましたが、今回は発表論文集をウェブ掲載しています。参加予定にない会員も、参加したことがない会員外の方にもご覧いただけるようになっているので、情報提供させてもらいます。

 

大会 | 日本青年心理学会

 

(2)東山中高AL実践研究会2020

 二つ目は、東山中高AL実践研究会2020(12月26日の午後)です。2016年度から毎年開催していて、5回目となる今回はフルオンライン(Zoom)での開催です。何度もブログでも紹介していますが、僕は2015年からこの学校に関わっていて、今回の企画・運営にもがっつり関わっています。なお、過去のイベントの模様やアクティブラーニングに関する特設サイトは以下の通りです。

 

深い学びの推進「アクティブラーニング」 | 東山中学・高等学校

 

 東山のこのイベントでは、参加された教員同士が繋がり、互いの実践や悩みを共有出来るような場作りを意識してきました。オンラインになってもそこは大切にしたいと考えているので、出来るだけ良いプログラムになるよう検討しています。今回は、予め撮影した6つの授業動画を当日視聴し、担当教員とファシリテーターの元、ディスカッションを行う授業検討会を予定しています。また、僕の方からは「コロナ禍で生徒の学びを止めないために学校には何が出来るか?」と題した基調講演とWSをさせていただきます。その他、テーマ別の交流会も予定しています。

 コロナ禍に加えて、校内でも様々な取組を行っていることもあり、告知が遅れていますが、もうじき案内があると思います。また、申込ページがアップされたらここでも追記します。

 

怒涛の1ヶ月~日常編~

シリーズ最後をなかなか書けず、11月も中旬になってしまいました。

 

今回は日常編です。

 

ただでさえ異動して大学が変わると、環境が大きく変わるので、普通に仕事出来るようになるまで結構大変なのですが、引越しもあると、プライベートの方も相当大変です。

 

毎回、もう引越しは最後にしよう、と引越しの度に思うのですが、京都→島根、島根→愛媛、愛媛→京都、京都→大阪と、それぞれ中での引越しも含めると、結局この15年で一体何回引越しするねん、という有り様です。今回は、9月中旬に引越しをしたので、2ヶ月経ちますが、ようやく一通り落ち着いた感じです。

 

京都の家を手放して、大阪の家を入手するための手続き(不動産×2、フルリノベーション、銀行×2)に加えて、転出・転入等の手続き(京都と大阪の役所周り)、運転免許や自動車の移転に関する手続き(警察署、陸運局周り)など、限られた営業時間内に走り回らないといけなかったので、時間管理が本当にキツかったです。

 

引越しについても自宅と大学の2箇所必要で、荷造りや物品の処分、荷解きや物品の購入・組立に相当の時間と労力を使わないといけなかった。。何とか自宅の方は落ち着いたものの、大学の研究室はまだダンボールが山積みの状態です。

 

電気やガスの閉栓・開栓の手続き、インターネットやNHKの契約、生命保険や医療保険、銀行関係、各種クレジットカードの登録情報の変更処理をはじめ、各方面への住所変更や口座変更(会社によって紙媒体、電話、ウェブと処理方法もバラバラ)をひたすらやらないといけなかったので、Excelに全部書き出して一つ一つ潰していってと、管理がめちゃくちゃ大変でした。。

 

学会関係、研究関係、外のお仕事関係など、各方面への所属変更の連絡や、登録しているICTツールのアカウント変更等の処理など、やらなきゃいけないことが多すぎました。歳が経つほど、ただでさえ体力も低下するのに、抱えているものは多くなっているので(異動したてだからと免責にならないので)、本当に堪えます。

 

と、ネガティブな感想しか出てこなかったですが、自分で選んだことなんだから、しょうがないですよね。

 

すごく大変やったけど、めちゃくちゃ頑張って創ったお家は最高の仕上がりで、毎日気持ち良く過ごしています。

 

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怒涛の1ヶ月~学外編~

第1回から第3回は学内のお仕事でした。ここに多くのエフォートを割いたわけですが、学外のお仕事も色々ありました。

 

文科省関係のお仕事、学会役員のお仕事など、年々外の仕事も増えてきます。科研や共同研究プロジェクトもあるし、優先順位をつけていかないと、今に首が回らなくなってしまいます。

 

そんな中でも、2015年から関わっている東山中高は継続して頑張りたいフィールドです。この学校に関わる中で、先生方の子どもたちに対する想いに触れ、教育開発の意義・楽しさを再発見出来たし、とてもやりがいがあります。

 

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写真は、昨年度作成した「東山土台力」を軸に据え、生徒が中高の6年間で経験する授業以外の活動をカリキュラムマップの形に仕上げるプロジェクトの一幕です。学校長、中高の教頭先生ほか、管理職の先生や若手の先生も混じって、あーだこーだ言いながらワークをしています。

 

本当に素敵な空間です。

 

毎年恒例の実践研究会の案内をまだ出せていませんが、今年は12月26日(土)の午後に、オンライン(Zoom)形式で実施予定です。オンデマンド形式でAL型授業を視聴の上、小グループでのディスカッションも交えつつの検討会など、東山のAL実践研究会の特徴でもある参加者同士の交流も出来るようプログラムを鋭意検討中です。

 

大阪から通うのがちょっと大変になったけど、いつも行くと元気をもらいます。

怒涛の1ヶ月~授業編~

第3回は授業編です。

 

秋学期は,主に初年次生を対象とした「スタディスキルゼミ(文章力をみがく)」1クラス,PBL型科目「プロジェクト学習1(学生生活をデザインする)」2クラス,それと高年次のサービスラーニング型科目「プロジェクト学習2(吹田市との連携)」1クラスの3科目4クラスを担当しています。

 

なんといっても全て新しく作らないといけない上に,着任日の朝から2コマ続きで授業が入っていて,教室も分からないし,AV機器の使い方も印刷機の使い方も分からない中で,いきなりだったので,かなりあたふたしました。関大の学生らのレベル感も分からないので,もう少しじっくり準備したかったのですが・・・加えて,京大での前期授業はフルオンライン(Zoom)で,この形態にかなり慣れていたので,久々の対面授業というのも勘を取り戻すのに時間がかかりました。

 

しかも,着任日の3限目に担当している科目は,要配慮学生(来日できない留学生)がいるということで,大学的にはオンデマンド型推奨ですが,僕の授業は学生同士のディスカッションやワークを重視する科目で,その学生だけオンデマンドというのは授業の趣旨に反するので,結局,対面授業とオンライン(Zoom)を組み合わせたハイフレックス型で実施することにしました。

 

これがもう毎週試行錯誤の連続でした。最大の問題はやはり「音(ハウリング)」です。普通に講義中心の授業をハイフレックスにするだけであれば,PC1台で済むので問題ないのですが,授業の途中途中に学生同士でディスカッションをしてもらったりするためには,もう1台PCを用意して,学生らのテーブルに持っていって話しあってもらわないといけません。授業風景を映して,普通の音声でも拾えるよう,ロジクールのMeetUpを使っているのですが,学生らがディスカッションする際には,その都度,自身のメインPCの音声ジャックにイヤホンを指し,講義に戻る際は,もう1台のPCの音声ジャックにイヤホンを指し,と正直とても面倒くさいです。PCだと電源ケーブルがあるので,先週はiPadにしたのですが,やはりハウリングが起きてしまいます。しかも,固定机の教室なので,もうやりにくいったらありゃしない。着任初日からこの5週間,毎週違うやり方を試みているのですが,まだ正解にたどり着いていません。限られた休み時間の中で1人で準備しないといけないので,作業コストも最小限にしないと現実的ではありません。良いやり方があればどなたかご教示下さいm(_ _)m

 

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正直言うと,フルオンラインの方が授業自体は圧倒的にやりやすいし,そんなに教育効果も落ちないんじゃないかなぁと思ったり。

 

だけど,学生(特に新入生)にとっては,やっとキャンパスに通えて大学生らしい生活が出来るようになるので,授業についても「やっぱり大学の対面授業は楽しい!」と思ってもらえるように毎授業気合い入れて臨んでいます。

 

サービスラーニング型授業では,2週目,3週目と吹田市の施設のフィールドワークでした。2週目の北大阪健康医療都市(健都)では,青空の下,学生らと語らいながら大きな施設を散策しました。園内の健康器具が並ぶスペースでは,一緒にはしゃいですごく楽しかったです(写真でぶら下がっているのは私です)。コロナ禍でずっと自宅にいた学生たちも気持ちよさそうで良かったです。

 

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 1ヶ月,関大での授業を行う中で,やっぱり学生たちのポテンシャルは高く,良い感じの伸びしろがあるように感じています。大阪出身者が多い割におとなしい子が多いなという印象もありますが,背中を押せばまだまだ伸びるなという感じで,教育者としてはとてもやり応えがあります。

 

授業はライブ。学生たちとその場でしか味わえない空間を演出するのが教員の仕事。この僕のポリシーを大切に,学生たちが大いに学び成長できるよう日々チャレンジしていきたいと思います。

怒涛の1ヶ月~お仕事編~

コロナ禍で京大での最後の半年はテレワークだったところから一転し,関大では秋学期原則対面ということで,着任日からキャンパスに通ってのスタートでした。

 

身体がテレワークに慣れていたので,また,ただでさえキャンパスが違うし,新型コロナの感染拡大に最大限配慮しながらになるので,環境移行・適応に相当エネルギーを使った1ヶ月でもありました(これは現在進行形なわけですが・・・)。

 

そんな中,着任初日から共通教養教育の委員会に参加するなど,お仕事の方は「待ったなし」の状態で進んでいきました。

 

共通教養教育のマネジメントにガッツリ関わるのは久しぶりです。島根大学ぶりかな。とは言え,全学委員会形式なので,全てに亘ってということではないのですが,初年次教育科目を担当する非常勤の先生方への依頼やら配当科目数・時間割の調整など,実務的な作業がたくさんあります。なので,担当の職員さんと週に1〜2回打合せをしたり,頻繁にメールのやり取りをしながら,とても地味なだけど大事なお仕事をしています。僕自身は,こうした地味な仕事も大学教育を支える重要な仕事だと思っているので,一生懸命頑張ってくれている職員さんと協働できるのは有り難いです。

 

教学IRに関しては,思えば島根大学で始めた2009年以降,愛媛大学京都大学とずっと関わってきたお仕事です。大学によって関わり方は本当に様々でしたが,関大でもここにガッツリ関わることになります。

 

関大では,教学IRプロジェクト(https://www.kansai-u.ac.jp/ir/)という名称で実践を行っています。プロジェクトと書いていますが,作業部会も併せると,学内の主要構成員50名以上からなる全学的な組織になっています。

 

日常的には,私と助教の先生,2名の職員(この2人がめちゃくちゃすごい!)の4名を中心に教学IRの具体を検討し,様々な取り組みを行っています。着任後すぐに週1の定例ミーティングを立ち上げて,それでも全然追いつかないので,2〜3日に1回は別にミーティングを設定したり,毎日のようにメールのやり取りをしたりしています。

 

関大の教学IRプロジェクトの一環として,全学の入学時・卒業時調査を扱っています。依頼のある部局ではパネル調査も実施しています。単に調査を設計・実施・分析するだけでなく,調査の結果を全部局に対してフィードバックするところまで含まれています。それも報告書を送って終わりではなく,13ある各部局(執行部会and/or教授会)を回って説明し,適宜質問や新たな依頼を受けたりします。

 

10月中旬から早速,部局周りが始まっています。各部局の特徴をデータを見ながら分析・解釈し,それを部局に説明し,意見交換できるのは,当該部局を知る上でこの上ない機会です。とは言え,まだ関大のことを十分に知らない人間なので,多少の緊張感もありますが,いい自己紹介の機会にもなるかなと思って,楽しんでいます。

 

同時に,関大では秋学期対面授業を原則として運用を始めています。クラスター発生などニュースになっているところですが,それでもキャンパスで友人らと楽しそうに語らいでいる姿を見る限り,「この笑顔を守らないといけないな」と思います。

 

春学期の遠隔授業,秋学期の対面授業それぞれを経験し,これからの授業のあり方をどう考え設計していけば良いか,また,対面が再会した今,学生たちは何を感じているのかなどを把握するべく,全学学生調査を実施することを計画しました。急ピッチで調査票を作成し,今は全学の委員会等で説明し,承認を得ている段階です。メディア等色んな声が錯綜し,混乱を招いている中で,きちんと自大学の学生の状況を把握し,彼らに最適な教育・学習環境を提供するとともに,彼らが様々な経験をし,充実したキャンパスライフを送れるようにサポートするのが大学の使命だと考えます。そのためにも,特定の一部の声に囚われない実態の把握およびその根拠に基づく意思決定が大切です。

 

他にも,教学IRプロジェクトが主にミドルレベル(カリキュラムレベル)のPDCAサイクルを支える機能であるのに加えて,大学全体の特に教学面で意思決定を支援する機能を担う大学IRプロジェクトも動き出しました。こちらについても,大学執行部で構成されるメンバーの中に入って,学内外の動向や認証評価対応なども睨みながら,大学として必要な取り組みを行っていきます。このための打合せなども始まっています。

 

挙げればまだまだありますが,一気に大学の内部に入って,先の優秀な職員さんに組織についてのレクチャーを受けながら,急ピッチで様々な取り組みにエンゲージしています。ダイナミックで刺激的で楽しいです。

 

もちろん、課題も色々と見えてきています。課題のない組織なんてありません。教育開発者にとって1番辛いのは、課題がたくさんあることではなくて、課題がたくさんあるのに関与出来ないことです。

 

学内の広報誌関係の執筆依頼もいくつかあって,先日広報課に打合せに行ったときに撮ってもらった写真です(ドラフト指名を受けたスポーツ選手気取りで撮りましたw)。

 

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怒濤の1ヶ月~ご挨拶編~

気づけば10月も終わり,11月に入りました。

 

怒涛の1ヶ月でした。

少し整理しておこうと思います。

 

ご挨拶編,お仕事編,授業編,日常編の4回シリーズで投稿します。

 

まずはご挨拶編から。

 

私が所属しているのは教育推進部(https://www.kansai-u.ac.jp/tl/)という組織です。そこには、大きく4つの下部組織(機能)が含まれています。1.共通教養教育委員会、2.教育開発支援センター、3.教職支援センター、4.教学IRプロジェクト(https://www.kansai-u.ac.jp/ir/)です。

 

 

教育推進部の専任教員(現4名)は、2のCTLにも所属し、全員でFD・SD・学生の能力開発支援などに携わります。

 

私の場合は、それに加えて、1の共通教養教育の運営(特に初年次教育関係)と4の教学IRプロジェクト(今年度4月に発足した大学IRプロジェクト含む)にも携わります。特に4については、中心的な立場としてがっつり関わります。この内容はお仕事編にて。

 

この1ヶ月は、各種委員会等でのご挨拶、執行部の先生方や法人の上層部の職員の方々などとの面会など、着任時期特有のイベントも色々ありました。会う教職員の方々が僕の着任を心待ちにしていたことを伝えてくれて、身が引き締まる想いです。

 

教育開発の仕事は相手がいてこそ,ニーズがあってこそ成り立ちます。

期待され,必要とされ,それを前提として,活動できる体制が整備され,役割が与えられてこそ,持てる力を存分に発揮することが出来ます。

(さらっと書くと簡単なように見えますが,これが本当に難しく,そこに至る道のりが本当に苦しいのです。)

 

詳しくはお仕事編で書きますが,そんなことを痛感させてもらえて,「良い感じ」のスタートダッシュが切れた着任1ヶ月でした。

 

その期待に応えられるよう精一杯尽力したいと思います!

異動のご報告

この9月末で京都大学を退職し,10月1日より関西大学に着任いたしました。

 

5年半の京都大学在任中には,たくさんの方々にお世話になりました。

この場を借りて御礼申し上げます。

 

正式な所属は,関西大学教育推進部・教授,となります。

教育開発支援センターを兼ねることになります。

 

教学IRプロジェクトや共通教養教育のマネジメント,FD・SDなど,多岐の領域に亘って教育開発に携わることになります。

 

着任初日から授業も始まるなど,教育活動にも従事させていただきます。

 

これまで,島根大学愛媛大学京都大学と3つの国立大学で15年半,高等教育開発に携わってきましたが,心機一転,私立大学でのチャレンジを楽しみにしています。

 

今後とも,ご指導・ご鞭撻のほど,よろしくお願いいたします。

 

2020年10月1日

山田剛史

つながりたくて…夏

テレワークに入って3ヶ月が過ぎた。

 

気づけばもう夏。

 

なんもかんもがオンラインなので、快適さを向上させるべく、先日、満を持して「AirPods Pro」を購入した。3万円もするイヤホンなんぞ買うたことはない。

 

ケーブルがないのは快適だ。

しかも、ノイズキャンセリング機能が秀逸で、ホントにクリアに聴こえる。

最高だ。

 

でも、何かおかしい。

 

オンラインでの授業中、会議中、「ブベーン」と音がして、Bluetoothの接続が切れてしまう。再度接続するとつながるも、すぐにまた「ブベーン」という音とともに接続が解除されてしまう。結局、有線のイヤホンに切り替える。

 

そんな日々がこの2週間ほど続いている。

 

もちろん、ネットも色々調べたし、同じ症状の人も多いことが分かった。

 

ちなみに、PCはMacBook Pro(OSは最新)である。

 

ちなみに、他のデバイスiPadiPhoneなど)やと問題なく使える。

 

色々試した。

 

例えば、

  • AirPodsの再起動
  • PCの再起動
  • NVRAM(PRAM)のリセット
  • SMCのリセット
  • USBなどの周辺機器を外す
  • 周囲のデバイスBluetoothをオフにする
  • WiFiネットワークのヘルツの確認

 

実は、溜まりかねて一昨日、Appleのサポートに連絡した。チャットでやり取りするやつ。

 

すごく丁寧に対応してくれた。上記の対応もその中で教えてくれたものもある。

 

後で、チャットをPDFファイルに保存したら7ページに及んでいた。

 

最初は形式的なやり取りだったけど、親身になってくれるオペレーターの方に「!」を語尾に付けて感謝を述べたりしていく中で、向こうも次第に「!」が入ってきて、やり取りの最後は、以下のような感じに。どんな場面、どんな手段でも、人間と人間なので、気持ちよくありたいなって。気持ちがつながった気がしてテンション上がった。

 

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せっかくここまでやったし、私とオペレーターの気持ちはつながった。あとはAirPodsMacがつながるだけ。

 

いよいよ実践。

 

いけー!

 

つながれー!

 

 

「ブベーン」

 

 

('-' ).........

 

 

「ブベーン」

 

 

なんでやねん!!

 

切れてまうやん!

キレてまうやん!

 

誰か助けて~( ˊ࿁ˋ )

 

iPhone芸人かじがや氏なら解決してくれるのだろうか。

 

つながりたくて…夏

ツールの問題じゃなく,ハートの問題

今日は大学は創立記念日でお休みでした。その機会を利用して,学生たちとZoomで談話会を開きました。

 

その学生たちとは,総合人間学部の2回生3名でした。きっかけは2週間前に私が担当した心理学概論の授業。私が唯一担当している学部生向けの授業。たった一コマしかなく,また,オンラインということもあって,きちんと伝わっているかドキドキしながら授業を準備,実施しました。受講生は130名ほどいたかな。

 

授業後の振り返り(Web)で,みんなから様々な感想や意見が寄せられていて,授業に対するポジティブなフィードバックも結構あってホッとしていました。

 

そこに加えて,2人の学生から丁寧かつ熱いメールが送られてきました。

 

特に,そのうちの1人のメールに心が躍りました。

大丈夫だと思うので,一部抜粋して掲載します。

 

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突然ですが、私はここ2週間ほどダラダラと無為な日々を過ごしていました。そんな中「心理学概論-教育」の授業を受けて、授業の楽しさや自分の持っていた問題意識・教育への興味を思い出しました。今は心を入れ替えて予習復習に励みはじめています。精進します。

 

オンライン授業ばかりですと、生徒側も先生側も授業への実感が湧かないと思います。
ですが、先生の言葉は画面の向こうの私たちに届いています。
(授業後は友人たちと「良かった……」「最高……」と言い合っていました(笑))

 

オンライン授業には「廊下」がなく、先生に質問をしようとするとメールになるため「負担になってしまうのではないか…」と内心おどおどしながら送信しております。
お忙しければ「また時間のある時に返信します」とだけ返信していただいて構いません。

 

ずっとパソコン画面を見つめていらっしゃると思うので、お身体が心配です。授業のお礼としてホットアイマスクを郵送したいくらいの気分ですが、対面でお会いできる日を心待ちにしてその思いはとどめておきます。
どうかご自愛ください。

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たった一回のオンライン授業で,所属学部でも何でもない教員に対して,こんな風に感じ,こんな風に伝えてくれたことが素直に嬉しくて,その想いをメールで伝えました。

 

でも,それだけでは飽き足らず,一緒に話していた学生さんも交えてZoomで話しましょう!ということになりました。

 

今日は2時間30分近く,3名の学生たちと話をしました。どこから来てどんなことに興味があるのか,今どんな状況でこれからどんなことをしたいと思っているのか,オンライン授業はどうかなどなど。私のこともたくさん話しました。普段学部学生と交流を持つことがないので,私にとっても新鮮で楽しい時間でした。

 

何より,こうして勇気を出して想いを伝えてくれた学生さんに応えたい。

 

ずっとオンライン授業が続いていて,友人とも教員とも会えない時だからこそ,想いはちゃんと届いているよ,頑張ったことを見ている人は必ずいるからね,って直接言葉で伝えたかった。

 

学生さんも感極まって泣いていたけど,僕も泣きそうでした(笑)

 

みんなのことはこれからも大事に想ってるからまた会おうね,といって談話会は終わりました。

 

改めて,ツールの問題じゃないな,ハートの問題やなって思いました。

 

想いを伝えること,想いに応えること。こんな些細なことでお互いにあったかい気持ちになって,また明日を頑張ろうって思えます。

 

私たち大人の役割は,想いに応えること。そして,子供たちが想いを伝えても大丈夫なんだ,って安心してもらうこと。そうやってあったかい社会を創っていきたいなと想います。

差別や偏見のない社会に

最近、木村花さんを死に追いやった事件に端を発するSNSによる誹謗中傷問題や、アメリカで起きた白人警官による黒人男性殺害事件に端を発する人種差別問題、一橋大学アウティング事件などが、どうにも自分の精神を揺さぶっていることに気づきます。

 

自分はどうもこうした不当な差別や陰湿ないじめのような問題が大嫌いなようで、こうした問題のない、本当の意味で多様性が寛容される社会を創りたい、そのための学生らへの教育、教員への教育開発支援をしていきたいのだと感じます。

 

今日はいくつかのニュースをはしごして、以下の3つの作品を観ました。

 

  • NHK特集『青い目/茶色い目』(2006年/米)
  • 橋のない川』(1992年/日)
  • 『夜と霧』(1955年/仏)

 

黒人差別や部落差別など、国や対象の異なる切り口のものを取り上げました。

 

いずれにしても、特定の対象を蔑み相対化することで、自分(たち)は特別といった特権者意識を喚起させ安堵する。その背景には、不安や恐怖が存在する。本人たちはその心的構造に気づいていないのが事態をややこしくさせる。そんな風に思います。

 

また、改めて「自覚のない差別」が一番怖いなと痛感します。先日、NHKが制作・放映したアニメーションの一部がSNSで取り上げられ、動画を削除し、謝罪するという結果に至りました。

 

怖いなと思うのは、そのアニメーションを観た時に「これは黒人への侮蔑である」といった認識を持たないことです。解説を聞いて、なるほど、ではいけない。もっと知らないといけない。そう感じました。

 

自分自身が(無自覚な)加害者にならないために、しっかり学んで、色々な人の価値観や考えに触れていきたいです。

コロナ禍で学びをより楽しく

コロナ禍で会議も授業もゼミもあらゆるものがオンラインになって1ヶ月以上が経ちます。

 

オンライン教育に限っても是々非々様々な意見が飛び交っています。

 

僕自身、この間色々と道具に慣れたりするのに悪戦苦闘していますが、良かったなと思う気づきがあります。

 

大学の教室でとなると、どうしても畏まったり、ちゃんとしないと、という意識が強くなります(そもそも僕は弛めですが)。また、対面だと、それだけで相手に伝わる情報も多く、統制も取りやすいので、学生とのコミュニケーションやモチベーションへの配慮はそこまでしなくても大丈夫だったりします。

 

それが、自宅で、画面を通して、となると、全くおんなじようにはいきません。

 

最初はそのことが障害として認識され、対面のようにいかないことのストレスとして感じられていました。それは、対面が当たり前で、そこにある種の正解(価値)があるものだという認識があったからかもしれません。だからそこに近づけようとするも、うまくいかないといった必然のジレンマに陥ってしまいます。

 

でも、そもそも対面と比べる必要はないし、対面かオンラインかの2分法で考える必要もないなと。最も大事なのは「学生の学びが続けられること」だということを痛感します。学びの質を保証することも大事ですが、まずはそこがあってこそなんだと思います。

 

そして、そのために出来ることは何かを考えて実践すること。オンラインによって、学生の集中力やモチベーションの低下が問題なのであれば、どうすればそれを食い止めることが出来るかを考えて実践すればいいだけ。様々なICTツールの習熟もその問題解決のための手段の1つであって、それ自体がさほど重要ではないと考えます。

 

そういう中で、僕がオンライン授業を実践するうえで意識していることは「もっと自由に!」「もっと楽しく!」ということです。

 

そこまで言うと大げさですが、例えば、いつも膝の上に乗ってくるワンちゃんを登場させたり、好きなディズニーのTシャツを着たり、ミッキーのカチューシャを付けたり。ニコ生みたいにチャットを活用したり、学生同士のグループディスカッションでは雑談タイムを設けたり、バーチャル背景を合わせたり。学生にも飲食を許可したり、楽な格好で受けてもらったり。

 

物理的距離があるのなら、心理的距離を詰めればいい。それは技術ではなく、気持ちとアイデアで実現できる。そんなことを実感しています。

 

大学の授業としていかがなものか、そんなことはけしからん、と思う先生もいるかもしれませんが、僕は学生の学びにとってマイナスにはなっていないと思っています。

 

教員(大人)の側が既成の枠組みをとっぱらって、この新しい学びの創出に乗り出せるか。大学教育のあり方がこれまで以上に激しく問われているのではないでしょうか。

 

僕自身は今回のコロナ禍で、教育者としてもう一皮剥けたような感じがしていて、日々ワクワクしながら授業に臨んでいます。