人生考路

個人と社会のウェルビーイングを高める教育と学びを探究する

2020年の私的10大ニュース

気づけば2020年ももう終わりですね。

 

コロナ禍でいつもと全く違う日常にかなり意識を取られたのもあって、今年ほど年末の実感が湧かない年も無かったです。

 

急ぎ足ですが、ゆる~く私的10大ニュース形式で振り返ってみようと思います。

 

第10位 コロナ髭をはやした

上半期,人生初の髭スタイルにしてみました。コロナということもあり,基本オンラインだし,外に出るときもマスクもするし,えいやっと。なかなか気に入っております♪以外と汚らしく見えないように整えるのは大変ですね。

 

第9位 腰痛の原因が分かった?

年明け早々,えげつない腰痛。腰痛は昔っからなので,あーまた来てしまったか,でもこのままでは生活できないし,と,しょうがなく近所の接骨院に。これまで色んな病院で検査もしてもらい,長らく脊椎分離症と言われ,数年前には脊椎版症と言われてきました。今回の接骨院では,脊椎括約筋の過緊張による痛みだと言われ,2ヶ月ほど,週2〜3回ペースで針治療をメインに施術してもらいました。それをきっかけに筋膜はがしなど,背中の筋肉や肩周りの筋肉をほぐすようにしています。今のところ安定しているので,痛みが出ないといいなと思います。

 

第8位 コロナ禍でのTDR

コロナ禍で,上半期は大好きなTDRも休園が続きました。過去に類を見ない11ヶ月も空いてしまいましたが,11月にはようやく自家用車で行くことができました。入場は事前予約制で人数制限もしているので,パーク内はさほど混雑していなかったです。アトラクションやレストランもパーク内でアプリを経由して予約するので,ある意味普段より計画的にスムーズに楽しむことが出来ました。キャストさんが少し疲れ気味だったのが気になりましたが,やっぱりディズニーは素敵な空間でした。

 

第7位 中止だらけの講演・研修

今年2月後半から7月にかけて予定されていた講演・研修の約9割がキャンセルになりました。15個くらいでしょうか。講演・研修を通じて,色んな土地を訪れ,色んな方々と議論し,色んな知恵や情報を得ることができるので,私にとって重要な機会なのですが,ほぼ全て無くなってしまいました。9月以降は少しずつ依頼も入ってきていますが,今のところ全てオンラインということで,私にとって重要な対面で得られるメリットが得にくく残念なところです。

 

第6位 進まなかった研究,使い切れない科研費

コロナ禍に加え,後で出てくる異動,引っ越しも重なり,なっかなか研究にエフォートを割けなかったです。東大社研とベネッセ教育総研の2万組親子パネル調査の2次分析研究会にアサインされて,このデータ分析を通じて自分の関心を深めることが出来たのは良かったなと思っていますが,自分の科研(特に代表分;最終年度)は厳しい状況です。本来であれば海外出張や大規模調査を予定していましたが,前者は物理的に無理だし,後者はコロナの影響を多分に受けてしまうので,タイミングが難しくなかなか実施にこぎ着けずにいます。何とか持ち直さないと。

 

第4位 オンラインまみれのお仕事

今年はとにかくオンラインまみれでした。3月から9月まではテレワークで,10月からは大学に行っていますが,それでもオンラインを使う機会は多くあります。日々の打合せ,会議,授業,研究指導,講習会・セミナー,講演会・研修会,研究会,学会など,ありとあらゆるものがオンラインに変わりました。Zoomを多用しましたが,TeamsやMeet,Cisco Webexなど,大概のツールは使えるようになりました。オンラインの善し悪しはここで挙げてもキリがないですが,情報伝達系や(議論の起きない)会議・委員会なんかはぜひオンラインを継続して欲しいと強く望みます。

 

第4位 教育の楽しさ再発見

オンラインで授業をすることになり,私の場合,学生との双方向性・即時性のない授業はあり得ないので,オンデマンドは絶対に不向きで,基本,同時双方向型でやっています。それでも,PC(画面)を通じての関わりなので,共有できる情報量(特に非言語情報)はそぎ落とされてしまいます。でも,だからこそ,どうすれば感情や感覚をお互いに伝え合えるかを色々と考え,ツールの力も借りながら試行錯誤しました。学生たちからもたくさんの素敵なメッセージをもらい,たくさんの元気をもらいました。そのプロセスを通じて,教育の楽しさを再発見することが出来ました。

 

第3位 家探しとリノベーションPJ

プライベートでは,大阪の大学への異動に伴い,引っ越すことを決意しました。今回の引っ越しは過去最大級のプロジェクトです。京都の自宅の売却,大阪の家の購入,そして,フルリノベーションの3点セットです。銀行の完済&新規の借り入れも同時に進めないといけなかったので,もうえげつない時間と労力をこのプロジェクトに注ぎました。それぞれの領域で本当に色んな問題・課題が生じて,いま思い出すだけでも吐きそうになりますが,何とかプロジェクトを完遂し,最高のお家に仕上がりました。

 

第2位 KUからKUへ

5年半務めた京都大学(Kyoto University)を9月末に辞職し,10月1日から関西大学(Kansai University)に異動しました。大きな挑戦でしたが,不思議と迷いはなく,楽しみに満ちた地元大阪への凱旋でした。ここは語り出すとキリがないので,シンプルにしておきたいと思います。

 

第1位 家族が健康であったこと

何といっても,このコロナ禍でとにかく家族が健康であったことが1番嬉しいです。いま感染者数の増加が止まらない状況ですが,自分に出来ることをしっかりやって,心身ともに健康に来年も色んなことにチャレンジしていきたいと思います。

 

今年も1年お世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

 

みなさま良いお年をお迎えください(^▽^)o

 

2020年12月31日

山田剛史