先週末(4日、5日)は、大学教育学会の第44回大会でした。会場は岡山理科大学、対面での開催でした。
本当に久しぶりでした。
この間、オンライン大会の実行委員等をいくつもやってノウハウも蓄積されたし、参加者としても利便性が高く、慣れてもきていたので、「えー、対面めんどいなぁ」って思ってました。
初日、朝イチから企画ラウンドテーブルだったこともあり、朝も早くて寝不足やし、あっついし、重たい足取りで会場へ。
でも、会場に着くなり知り合いの人たちに会うは会うは。画面越しでしか会えてなかった人にから、本当に久しぶりの人まで。何だか一気にテンション上がって、「あー、これが対面の力か」と実感。
ちなみに、今回の企画ラウンドテーブルは以下の通りでした。
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【タイトル】コロナ禍が学生の学びと成長に与えた影響―大規模調査から大学教育の今とこれからを考える
【企画者】山田剛史(関西大学)、木村治生(株式会社ベネッセコーポレーション)
【趣旨】ベネッセ教育総合研究所は、大学生の学習・生活の実態をとらえることを目的に、2008年から定期的に「大学生の学習・生活実態調査」を行ってきた。本ラウンドテーブルでは、このデータを用いて、大学生をとりまく環境変化が学びと成長にどのような影響を与えているのかを検討する。とくに、第4回調査(2021年12月実施)には、前回までの調査でも確認した大学教育改革の影響が表れている一方で、コロナ禍によって学びのあり方が大きく変わった様子も見られる。いまだコロナ禍の影響が残るなかで、大学は学生の主体性をどう育み、成長をうながせばよいか。大学教育の今と将来のあり方について参加者とともに考える場としたい。
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僕は「学生の学びと成長を促す対面・遠隔のベストミックスを探る」と題した発表と全体の司会進行。コロナ禍以前から継続的に実施してきた調査の結果とコロナ禍での結果を比較分析したり、入学年度の差やオンライン授業など今回特有の結果を深掘りしたりと、なかなか有意義な時間でした。
この調査結果や今回のラウンドテーブルのディスカッションの模様などは、後日ベネッセ教育総合研究所のHPに掲載されるようです。他にも色々な形で発信していく予定なので、色んな方に活用していただければ幸いです。
ラウンドテーブルが終わってからも、歩けば知り合いに遭遇しては小話が絶え間なく続く。オンラインでは味わえないし、大した話かと言われればそうでもなかったりもするけど、でも、とにかく楽しかったです。
初日のプログラム終了後は、市駅周辺のレンタルルーム(ホントにマンションの一室だった)で、鳥居科研の研究ミーティング。1⇔1や1→多とは違い、研究メンバー8人が同時に議論する空間はやっぱり対面でこそ生きるなと実感。短時間でしたが、久しぶりの研究仲間らとのワイガヤを終えて、一路帰宅。
翌日も部会の司会の仕事だったけど、1度帰らないといけない用事が入ってしまい、連日日帰りプラン。トホホ…
やっぱり体力は相当削られましたが、なんやかんやで久々の対面開催での学会をエンジョイしました!