人生考路

個人と社会のウェルビーイングを高める教育と学びを探究する

つよしずしのみんなと

今日は午後から「関大生の学びと成長加速プラットフォーム」の地域活性化ユニット「つよしずし」のメンバーと一緒でした。

 

八尾市政策企画部広報・公民連携課からの依頼で始まった活動もはや7ヶ月。4回生2人と3回生3人の計5人でこの間一生懸命取り組んできました。専攻や学年も異なる中で,またそれぞれが就職活動やアルバイト,ゼミ,卒業論文等色んなことを抱えている中で,単位にも卒業要件にも関わらない活動に本当に一生懸命取り組んできました。グループLINEでは昼夜問わずひっきりなしにやり取りがなされ,ほぼ毎週僕の研究室で集まって作業をし,八尾市や地域連携センターの職員さんらとはDiscordを使って情報共有やフィードバックをもらって,軌道修正しながらこの間進めてきました。

 

12月からは実際に現地(八尾市の大型商業施設「アリオ八尾」の八尾市情報発信コーナー)で「健康大作戦!」と称したイベントを2月までの3ヶ月にわたって実施しています。3週間に1度,施設内にある情報も手がかりに問題を出して,そのキーワードを集めて1つのワードを完成させるというものです。

 

今日は,第3弾となる問題の張り出しに行くということで,僕も現地に行ってきました。八尾市の職員さんも可能な限り張り出しの際には顔を出すようにしてくれていました。

 

こういう場所ってなかなか活性化していないですよね。チラシを置いて,ポスター貼って終わり,常駐スタッフもいなければ,ほとんど人は訪れない,そんな場所で何が出来る?という難しさの中で,学生たちなりに精一杯思いを込めて活動を進めてくれました。みんなで力を合わせて,本当に1つのチームになって,最高の仲間になっていってくれたことが何より嬉しいです。

 

 

この活動だけでも大変なのに,地域連携センター主催の奨励賞プレゼンテーション審査会に出場したり,先日は吹田市関西大学連携推進協議会でも報告を行いました。吹田市の副市長や本学専務ら重役がずらりと揃う中でも見事なプレゼンを行い,「これまでで一番良かった」などたくさんのお褒めの言葉をいただいたと伺っています。

 

他にも,メンバーの何人かは新聞で写真付きで取材記事が掲載されたり,つい先日,既に第一希望の企業に内定をもらった学生もいたりと,結局,こういう子たちってちゃんと決まるんですよね。

 

また,つよしずしのリーダーのなっつが来週から半年間留学に行くということで,一旦今日でキリを付けるということになりました。ということで,たくさんサポートしてくれた地域連携センターの職員さんとも合流して,なっつの送り出し会を行いました。

 

なっつ,ここまでありがとうね。留学,めいっぱい楽しんで。帰国後,一段と成長した姿を見せに来てね。

 

改めて,みんなとゆっくり話が出来て本当に楽しい時間でした。みんながこのプロジェクト(ユニット活動)を通じて大きく成長したこと,卒業後も付き合っていける仲間と出会えたこと(僕も含め),本当に嬉しい限りです。

 

八尾市とのプロジェクトは2月末で一旦区切りを迎えます。その後,「つよしずし」をどうしていきたいか。学生の気持ちや考えを第一に決めていければと思います。