人生考路

個人と社会のウェルビーイングを高める教育と学びを探究する

書籍刊行のお知らせ

宣伝が遅れましたが,先月1月中旬に編著本が刊行されました。

 

タイトルは『心のなかはどうなっているの?〜高校生の「なぜ」に答える心理学〜』ということで,日本青年心理学会の常任理事(当時)のメンバーを中心に(若松先生@和歌山大学を筆頭に),多くの会員の先生方にも執筆いただいて,福村出版より刊行の運びとなりました。

 

www.fukumura.co.jp

 

私も常任理事の1人として編者に加わらせていただき,「第7章 学校と勉強の意味と役割」と「第16章 学校って塾と通信教育でもいいよね?――学校生活と社会性の心理学」も執筆しています。

 

主な読者層を高校生に置いているということで,心理学の入門的な読み物としても分かりやすくまとまっていると思います。それぞれ高校生が抱くであろうモヤモヤを疑問形の形で表し,それに答えるという構成になっているので,個人的には探究活動の教材としても使えるんじゃないかなと思っています。

 

なので,生徒の心理を理解したい高校の先生方はもちろん,子どもの心を理解したい親御さんにも手にとってもらえると嬉しいです。欲を言えば,高大接続や初年次教育,大学教育の目線からも,入学してくる高校生の心理を把握しておくことは有益かと思いますので,大学の教職員の方々にもお届けしたいです。

 

と,宣伝でした。