今日は第31回仏教系大学会議の研修会で基調講演を務めるべく、朝から会場校の立正大学品川キャンパスへ。
全国60弱の仏教系大学で構成される会議体で、1年に1回開かれる研修会には、各大学の学長を始めとするキーパーソンが参加するとのこと。今回は、25ほどの大学から60名程度が参加ということでした。
2日間にわたってプログラムが組まれているのですが、初っ端から違いを見せつけられました。会場となる立正大学の150周年記念館ロータスホールに入ると、壇上には見慣れないものが。
もちろんただそこに存在するだけではありません。仏事から研修会がスタートします。立正大学は日蓮宗ということで、「南無妙法蓮華経~」という詠唱とともにお導師様(理事長)がお2人を連れて入場。20分ほどお務めされて退場。
葬儀や法要以外で聴くことがないので、とても不思議な気持ちになりましたが、何だか安らぎとエネルギーを感じる貴重な体験となりました。
この後、講演ですよ。さすがにこの流れは始めてすぎて、めっちゃテンション上がりました。
ただでさえ、仏教系、かつ、学長らを相手にということで、なかなかレアでしたが、不思議と緊張はありませんでした。仏事のおかげかな。今回の研修会の全体テーマは「仏教系大学における質保証を深化させる学生参画活動とは」でした。
それを受けて僕の方は「今求められる質保証における学生参画をどう考え、実践するか」と題して講演させてもらいました。新ネタでしたが、想いもうまく乗せられて、気持ち良く話せた気がします。
会場からは質問もたくさんいただけたり、たくさんの学長先生らからポジティブなフィードバックをいただきました。みなさん関心のあるテーマのようで、企画された方のセンスが光りますね。
講演の後はみんなで写真撮影、そこからキャンパスツアーと流れていきました。立正大学さすがに良いキャンパスを創っておられます。
そこから会場をホテルに移して懇親会。さすがの力の入れようですね。こうしたネットワークづくりは本当に大切だと思います。
僕は翌日も朝から授業なので、途中で失礼しましたが、ご挨拶に来られる方々がみなさん学長、副学長先生だったりして、貴重なお話をたくさんお伺いすることが出来ました。「うちの大学に講演・研修に来て欲しい」との声も多数いただき、ありがたい限りでした。何より「学生参画」のテーマは、話をする際に必ず学生の話題が出ます。色んな大学の学生理解が深められるのが楽しいです。
帰りの新幹線指定席、軒並み▲で3人席の真ん中しか空いておらず、さすがにしんどいということでグリーンにしました。ブログも書けたし、明日の授業準備を頑張ります。