人生考路

個人と社会のウェルビーイングを高める教育と学びを探究する

東山フォーラムを終えて

ふぅ・・・

 

年明けから息する暇がなく,気づけば2023年度も最後の月に。公私ともに本当に色々大変で,あんまり記憶がない。。

 

少しだけでも記録に残しておくべく,ぼちぼちこの間のことを書き記そう。

 

1月27日(土)は,教育顧問を務める東山中学・高等学校主催の主体的な学び実践研究フォーラムでした。2016年度から始めて今回は8回目。コロナ禍に入ってもその歩みは止めず,2020年度〜2022年度までの3年間はフルオンライン開催でした。もはや意地です。そして,今回は4年ぶりの対面開催でした。

 

東山のフォーラムでは,8回おんなじプログラムだったことはなく,毎回新たな取組を取り入れて進化してきました。企画する自分たちが楽しみながら成長できるようにと,プログラム編成も先生方と時間をかけて練り上げていきます。

 

今回の目玉はポスター発表会でした。学会ではおなじみだし,大学のフォーラムなどでもよく見られるし,生徒の探究成果発表などでは行われたりしますが,中高の教員向けの研修でのポスターセッションはあんまりないのではないでしょうか。しかも,今回のポスターでは,東山の先生はもちろん,「東山学縁」の陣頭指揮を取った校長先生から,「東山チャレンジ」に採択された生徒,「ヒトの科学ゼミナール」に挑戦してきた生徒までがポスターを制作し,学外からの参加者と一緒に学び合うこととなりました。

 

生徒の発表に群がる大人たち

大人と子供がいっしょくたになって学び合う,とっても素敵な空間でした。

 

僕は全体の運営と総括講演「VUCA時代の学校教育にどう取り組むか〜探究学習と入試改革の動向を踏まえて〜」を行いました。

 

学内外の先生や企業の方,生徒併せて100名近い参加者で,総合満足度も97.4%と,久しぶりの対面開催は大成功に終わりました。