人生考路

個人と社会のウェルビーイングを高める教育と学びを探究する

トホホな年始

昨年はお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

喪中のため、新年のご挨拶は控えさせていただきます。12月中旬から体調を崩していることもあり、喪中のハガキを出し損ねてしまいました。年賀状を送って下さった方、申し訳ありません。

 

今日は午後から眼科に行ってました。

 

晦日コンタクトレンズを紛失したことを、元日の朝装着しようとした際に気づきました。これはヤバい。青ざめました。というのも、紛失したのは右眼のコンタクトなのですが、僕の右眼は円錐角膜という病気があって、特殊なハードレンズなのです。角膜が円錐状に飛び出てくるというもので、角膜の形状に沿うソフトレンズや、角膜と距離のあるメガネなどでは矯正出来ないのです。だからこのハードレンズだけが唯一の視力矯正かつ治療のツールなのです。もう片方の眼は幸い円錐角膜の症状は出ていないので、通常のハードレンズです。

 

元日起きてから、とにかく出来るだけ早く開いている眼科を探すも、当然元日は壊滅的、2日からというのもほぼゼロに近く、大半は4日から、もしくは6日からという感じです。それは仕方ないことです。辛うじて2日から開いているところがあったものの、Web予約は既にいっぱい。元日は電話出来ないので、今日の朝からひたすら電話。1つ目は円錐角膜の対応はできかねると回答。もう1つにかけるしかない気持ちで開店時間と同時に電話。なんとか繋がり予約じゃない場合かなり待つことになりますが、と言われるも、背に腹はかえられないので了解。よし!今日中に診てもらえると内心ホッとしたのも束の間。処方箋を出せたとしても、コンタクトレンズ屋さんには通常円錐角膜用のレンズは置いていないので受注生産になります。そして、メーカーが休業中は対応出来ません、と伝えられる。なるほど、そうか。処方箋さえ出してもらえればコンタクト屋さんは割と開いてるし、とタカをくくっていた僕が軽率でした。とにかく、それでも診察のチャンスは掴んでおきたいということで、片眼では車に乗れないので公共交通機関天王寺へ。咳喘息がまだ続いてるので、道中咳をしないように我慢するのがめちゃくちゃしんどかった。

 

1時間以上かけて天王寺mioへ。街は新年の賑やかさがある中、咳を我慢して、眼が不自由な自分がとても切なく、泣きそうでした。

 

1時間ちょっと待って診察タイム。最初、テストレンズもメーカーに発注になるので、検査も出来ないと言われ、そして、メーカーの休みが明けて、テストレンズを発注して、それが届いてから検査をして、その後正式なレンズを発注することになるので、1月中旬から下旬になるかもと言われ、目の前が真っ白になりました。頭を抱えて、え、それまでこの状態、無理です、何とか何とかならないでしょうかと懇願する私。最初は、お気の毒ですが…という感じだったのですが、僕があまりにも絶望と懇願をするので、検査してくれはる方々がみんなで知恵を絞ってくれました。

 

そこで、2ウィークのソフトレンズを試してみてはどうかと。通常、円錐角膜ならアウトだけど、ワンチャン試してみるかと。結果、少しマシになりました。とりあえず、車に乗れて、PCでの作業が出来て、日常生活が送れそうという状態にはなりました。ひとまずこれでだましだまし本体が仕上がるまで過ごすことは出来そうです。粘り強く対応してくれて本当に感謝です。

 

終了後、特に買い物をするでもなくそそくさと帰宅し、それでも計5時間を要しました。改めて、こういう特殊な病気があったりすると、いざという時本当に大変やなぁと痛感しました。

 

最後に、こんな年末年始のせいもあってか、今朝見た初夢は、地獄のように怖い夢でした。昔からゾンビ系の夢はよく見るのですが(大量のゾンビから逃げつつ倒す的な)、今日は心霊現象的な怖さも重なって、朝4時44分に目が覚めてからしばらく心臓のバクバクが止まりませんでした。

 

本当は、2023年に入って速攻原稿を書き出す「書き初め」をしようと思っていたのに、全くそれどころではないスタートになってしまいました。

 

スタートダッシュで思いっきり転んでしまいましたが、何とか体と気持ちを建て直して、出来るだけ早くリスタートを切りたいと思います。

 

みなさまもくれぐれも身体には気をつけて、良い1年になりますように。