人生考路

高等教育開発を生業とする青年心理学者、山田剛史(京大准教授)のブログ

リベンジできた

今日は、大学英語教育学会(通称、JACET)の九州・沖縄支部が主催する特別研究会@九州産業大学で特別学術講演会があって、九州に行ってきました。

 

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何故、「特別」研究会、「特別」学術講演会なのかというと、7月7日に予定されていた第30回記念研究大会が災害で中止になってしまい、そのリベンジ企画として開催されたからです。

 

実行委員会の先生方は丁寧に準備をしてきて、中止の判断をせざるを得なくなって、本当に残念だったと思います。

 

私がいま関心を持って取り組んでいる研究テーマである''student engagement"が、大会の全体テーマに設定されていて、基調講演とシンポジウムを担当することになっていたので、私としてもどうしても行きたかったんです。

 

当日の朝、中止の連絡が来て、関係者の先生方にその想いを伝えました。先生方も私の講演資料を見てくれていて、この話は絶対に聞きたいと熱い想いで応えてくれました。

 

その後、JACET内での検討を経て、今回の特別研究会・特別学術講演会が実現することになりました。ただ、この日しか開催は難しいということで連絡があって、本当に偶然私もこの日しか対応出来ないという状況で、奇跡的に一致しました。私が行けなければ今回の開催そのものが実現しなかったことを考えると、本当に良かったと思います。

 

関係者の想いと私の想いが生んだ奇跡、といったら大袈裟でしょうが、先生方がとても喜んで下さったのが何より嬉しかったです。

 

私が今日中には帰らないといけないということで、博多駅で用意してくれた懇親会でも楽しい時間を過ごさせてもらいました。最終電車の関係で中座してしまってすみませんでした。

 

 

学内の仕事も大変な中、週末をほとんど潰して学外に出かけるのは、準備という点でも体力的にも、正直かなりキツいのですが、現地に行って先生方と交流することで得られることも多く(情報はもちろん、元気ももらいます)、自分にとって大切な機会となっています。

 

特に、現場と遊離した高等教育研究者にはなりたくないし、色んな現場を尋ねて、現場の先生方との対話をしながら、地に足のついた自分なりの高等教育の在り方について考えていきたいし、発信していきたいと思っているので、どうしても必要なプロセスなのです。

 

正直、京大の中だけにいたらその感覚は鈍ってしまいます。でも、京大の中に入って仕事をすることで、今まで見えなかった新たな気づきが得られていることも事実です。立ち位置が変われば見える世界も違う。本当に面白いですね。

 

とは言え、最近は命を削っている感じも強いので、身体には本当に気をつけないと、と思います。

 

京都に戻る車中にて。