人生考路

個人と社会のウェルビーイングを高める教育と学びを探究する

講演・研修に込める想い

金曜は大阪経済大学に講演に行ってきました。

 

前半では学習成果アセスメント全般に関する講演を、後半は大経大独自の学生調査の開発に関するWSを行うという形でデザインしました。

 

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FD委員長の先生や事務担当者も、「WSは今までやったことがなかった」「でも念願だった」「だけど不安だった」ということでしたが、結果的には上手くいって喜んでくれていました。

 

任意での参加、センター試験前日かつ夕方からの開催、ということでしたが、後半のWSまで予想以上の方が残ってくれたことにも、安堵し、喜んでくれました。しかも、教員は学部混合で、そこに職員も加わってのWSにしたので、内心ドキドキだったみたいですが。写真にもあるように、みなさんとても熱心に取り組んでおられました。

 

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「WS形式とかうちの大学では難しいかな…」といった不安を抱えているFD担当者は少なくないですが、「大丈夫です」「きっと盛り上がりますよ」とお伝えしています。大学の先生って、粘り強くて負けず嫌い、集中力が高くて実は話し出すと止まらない、方が多いと思います。なので、課題設定と空間演出、ファシリテーション次第で結構盛り上がります。あとは、参加される先生方を信じて、委ねて、自分も楽しむ、これに尽きると思っています。

 

日頃、忙しく頑張っている中で、わざわざ研修に来て、お勉強させられる、上から色々言われる、のではしんどいなって思います。せっかくなので、日頃感じていること、考えていることを吐き出して、共有して、その上で明日からの実践に前向きに取り組むための情報や方法、エネルギーを充填して帰っていただきたいと常々思っています。

 

なので、こちらが一方的に話すだけの講演を依頼されることも多いのですが、出来るだけそうした時間を組み込ませてもらうようにしています。

 

講演が終わってからは、関係者数名との懇親会でした。京阪神なら懇親会に行っても当日中に帰れるから良いですね。やっぱりこうした機会は、本音で色んな話ができるし楽しいです。

 

懇親会の場で職員の方から、「山田先生がディズニー好きだということで、ポスター(最初の写真)に隠れミッキーを入れさせてもらいました」って聞いてよく見てみたらいるじゃないですか。こんなサプライズは初めてです。嬉しいですね。

 

教職員が元気になる、それが日々の教育活動の活力になって学生が元気になる、その結果大学が活性化する、そのための支援をこれからも続けていきたいと思います。