人生考路

個人と社会のウェルビーイングを高める教育と学びを探究する

山田ゼミ追いコン

卒業シーズンということで、うちの研究室でもお別れするメンバーがいます。学位授与式が中止になって可哀想ですが、みんなで追いコンをしました。

 

なんやかんやで、研究室のメンバー全員揃っての飲み会は初めてだったので嬉しかったです。

 

2次会では、院生持参の「はあって言うゲーム」をやったりして盛り上がりました。

 

はぁって言うゲーム - 幻冬舎edu

 

今回、修了する院生は2人。

 

1人目は、辻香代さん。論文題目は「母語使用を取り入れた外国語ライティング教育に関する研究」。博士後期課程から編入で入ってきて、3年間で無事博士学位論文をまとめあげ、この度博士号を授与されます。本当に大変だったと思いますが、粘り強く最後まで走りきってくれました。4月からは大阪市立大学の准教授として着任されます。今後にさらに期待です。

 

2人目は、周孝誠くん。中国からの留学生。論文題目は「ピア・チュータリングを中心とした統合型学習支援機関に関する研究」。研究生の1年を経て、今回無事に修士課程を修了する運びとなりました。周くんは、僕の前任校である愛媛大学時代に留学生としてリーダーシッププログラム(ELS)を受講していた縁もあり、計3年半の付き合いになります。中国で勢いを伸ばしている企業に就職し、彼のモットーである日本と中国の架け橋になるべく精力的に活躍してくれるのを期待しています。

 

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僕は、単に良い研究が出来れば良いとは考えておらず、一期一会を大切に、お互いの人生がより良いものになることを目指して指導に臨んでいます。研究とは直接関係ない、だけどその人にとって大切な話を聴くことも、結局は研究に戻って来ると考えています。自分のプライベートもたくさん話します。なので、論文が出来上がった時には、同時に強い絆も出来上がっている(といいな)と思います。なので、修了して、新しい世界に旅立つことに寂しさはなく、心から応援したいと思います。

 

ご卒業、おめでとうございます!