人生考路

個人と社会のウェルビーイングを高める教育を探究する-京大准教授・山田剛史のブログ

2019年の振り返り(12月後半)

12月後半です。

 

☆東山中高アクティブラーニング実践研究会2019での講演・WS(12/14)

九州での楽しい時間を終えて,急ぎ帰京して,東山中高AL実践研究会2019@東山中学・高等学校に臨みます。今年で4回目になります。今年も色んな地域から中高の先生方が参加してくださいました。

 

私の役目は,総括講演「生徒の主体的な学びと成長を正課内外でいかに促すか」と,今回新たに導入した「授業のお悩み解決WS」のファシリテーションでした。

 

f:id:tsuyomickey:20191231112521j:plain

(授業のお悩み解決WS,大野さん撮影)

 

f:id:tsuyomickey:20191231112552j:plain

(総括講演,勝間さん撮影)

 

総括講演は正直,出来たのが当日の朝4時30分。12月に入って,本当に色々カツカツで,ほぼ毎日朝方近くまでやらないといけないことがあって,なかなか着手できず(飲み会が多いという説もありますが,それはとても大事なことなので無理してでもやります!)。頭もボケボケであんまりうまくいった感じがしなかったですが,授業公開や生徒による発表など,他のプログラムや全体では良かったのかなと思っています。

 

一緒に来てくれて,写真を撮ってくれる研究室のメンバーからも軒並み「先生,顔まじでやばかったですよ」(死にそうなくらい疲れてましたよ)といった声をいただいております。

 

☆日本青年心理学会での発表など(12/21-22)

もう1つ重たかったのが,12月21日(土)・22日(日)に開かれた日本青年心理学会第27回大会@東京工芸大学のシンポジウムでの発表です。私は,当学会の常任理事(大会担当)と研究委員の2つの役目を負っていて,委員会や総会の議長など,全体の進行もありバタバタでした。

 

発表は,研究委員としてシンポジウムを担当することになっており,お役目上,登壇せざるを得ない状況でした。今年のテーマは「現代青年における学校から社会への移行の多様性」で,私の発表タイトルは「学校から社会への移行はどのように多様化しているのか〜大学教育と世代性の観点から〜」でした。

 

正直,ものすごく難しくて,この発表スライドが出来たのも発表当日のお昼でした。配付資料をコンビニで印刷し,セットできたのが発表の1時間前。なかなかに酷い状況で臨むことになりました。

 

f:id:tsuyomickey:20191231114153j:plain

(冒頭の挨拶中,溝口くん撮影(タイミングが思いっきりズレているww))

 

溝口くんからは相変わらず「先生,まじでやばかったですよ(疲労感)」と言われる始末。

 

正直,自分の発表はイマイチでしたが,改めて「多様性」という問題について深く考えるきっかけになりました。例えば,「進行する多様化の社会的な側面に比して,個人の心理的な側面が追いついていない」「SNS等で所属する基盤が膨大になる(自由度が拡大する)と,(不安抑制の心性から)逆に規則や枠組みなどの画一化を求める」といった視点など,教育の問題を捉える上でも重要な示唆を得ることができました。

 

  • 多様化とは一体何なのか?
  • 誰にとって,誰のための多様化なのか?
  • 本当に多様化は進行しているのか?
  • 現代社会や学校教育には多様性を受け入れる素地があるのか?

 

どうも私にとってこの問題がとても重要な問題であることに気づきました。

来年以降,探究していきたいと思います。

 

とりあえず,12月までの振り返りは以上です。