人生考路

個人と社会のウェルビーイングを高める教育を探究する-京大准教授・山田剛史のブログ

エキサイティングな1日

今日はなかなかエキサイティングな1日でした。

 

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午前中は、1年近く前から関わっている「産学協働イノベーション人材育成協議会(C-ENGINE)」の事務局(事業責任者の藤森さん)と打合せ。詳細は、代表理事である本学教育担当理事の北野先生へのインタビュー記事を紹介させていただきます。

 

“産学協働イノベーション人材育成協議会(C-ENGINE)が推進する研究インターンシップ” | 京都大学高等教育研究開発推進センター

 

博士後期課程の大学院生と企業とを「研究インターンシップ」という形でつなぐ事業で、今後の日本の高等教育ひいては社会変革に寄与する重要な営みだと思っています。実際、携わった院生の学びは大きく、企業からも高い評価を受けています。

 

藤森さんは、企業の現場を熟知しておられて、世代も立場も違うけど、同じ想いを共有しながら進んでいくディスカッションはいつもエキサイティングで、楽しい時間です。

 

ぜひ、研究としても発信したいと考えています。

 

(2)

午後一は、中国人留学生の研究指導で、中国の高等教育事情を色々聞きながら、双方の文化的差異や学生気質の違いなどについてディスカッション。これまたなかなか楽しい時間です。

 

(3)

その後、業務の一環として携わっているMOOCのアセスメント結果のフィードバックに行ってきました。今日の先生は、初期の頃からMOOCを実施されているiCeMS(京都大学 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス))の上杉先生でした。

 

上杉先生のコース("The Chemistry of Life")は世界中から多くの方が受講する人気のコースになっています。

 

The Chemistry of Life

 

僕ははじめましてだったのですが、挨拶するなり「専門は何ですか?」「それってどういうことをするんですか?」と質問攻めに(笑)とにかくものすごく好奇心が強くエネルギッシュな先生で、自身のMOOCを世界中で講義する際に活用されているとか。反転型の講義にこだわっていて、ぜひ共同研究にしませんかという流れに。「先端を行くのならいくらでも協力するよ」と。プレッシャーも感じるけど、楽しみなプロジェクトが生まれました。これこそ京大だなと思います。本当に先生方、好奇心が強くて、知ることを全力で楽しんで、世界中を飛び回っています。どんなに忙しくてもその歩みを止めない。常に楽しむことを第1にされている。これこそが大学、これこそが研究者/教育者なのだと痛感します。

 

(4)

まだ終わりません。週一でやっている学内の安全衛生に関する巡視業務(そのために衛生管理者の資格まで取るはめに...)の後、2016年度から特別委員として関わっている東山中高に移動して、定例ミーティング。子どもたちのために何が出来るか。学校の首脳陣の先生方とのディスカッションは熱い思いに支えられていて、とても楽しい時間です。色んなアイデアが出てきます。もちろん、ただでさえ多忙な学校の先生方にとって新しいことをするのは大変なこと。そこに、色んな先生方を巻き込んでいくのは尚更。そうした現実の難しさと理想とを重ねながら前に進む。

 

東山は幼稚園を持っていて、園長代理/副校長の先生ともいつも熱く議論しているのですが、私が幼稚園での様子も見てみたい!と言うと、ぜひ行きましょう!みんな喜びます!ということで、近々幼稚園デビューになりそう。

 

今の私は、特定の学校段階というより、子どもが大人になる過程、その中での学校教育の果たす役割に関心が向いているので、出来るだけ色んな年齢(発達段階)の子どもとそこに関わる大人、その相互作用を観たいと思っています。

 

 

帰宅後、明日の3コマ分の授業準備をして、これからお風呂に入って、ようやく1日が終わります。

 

今日はいつもに増してエキサイティングで楽しい1日でした。こんな日ばかりじゃないけど、身体は相当ガタがきてるけど、こんな日があるともっと頑張ろう!って思います。

 

そして修行の日は続く