人生考路

個人と社会のウェルビーイングを高める教育を探究する-京大准教授・山田剛史のブログ

大学コンソーシアム京都FDフォーラムを終えて

昨日(3/2)・今日(3/3)と大学コンソーシアム京都主催の第24回FDフォーラム@立命館大学でした。

 

私はフォーラム企画委員の1人として、分科会を担当しました。分科会担当者の特権は、自分がやりたいテーマで、話が聞きたい人を呼べる(一定の縛りはありますが)ということにあります。

 

ということで、私がいま最も重要だと感じているエンゲージメントを取り上げ、「学生のエンゲージメントと自立を促すために、大学教職員には何が出来るか」の探究を目的として、午前と午後の計4時間をデザインしました。

 

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この目的を果たすため、学生に関わる専門職(家)の立場からアプローチを試みました。具体的には、アカデミック・アドバイジング(学習支援)(清水栄子先生@追手門学院大学)、心理カウンセリング(学生相談)(杉原保史先生@京都大学)、キャリア教育・支援(家島明彦先生@大阪大学)、の3つの立場で3名の演者に発表をお願いしました。

 

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午前は、私からの長めの趣旨説明をした後、3名の発表を聞きました。みなさん、それぞれの仕事をエンゲージメントや自立と絡めて話すところに一定の難しさを感じられたようですが、とても面白かったです。同じ専門分野の中で議論されることはあっても、分野を超えて共通のテーマで議論出来たことは少ないので、個人的にはとても意義深いものでした。こうした機会をもっと作っていきたいなと思いました。

 

午後は、ワークショップを中心に展開しました。午前の話について「EQトーク」に記した内容を共有した後、学生に対する教育・指導上の悩みや課題について「ピア・カウンセリング」を行ってもらいました。その後、学生のエンゲージメントや自立を促すために出来ることについて、大学・正課・正課外に分けてグループで検討してもらいました。

 

最後は、ICTに強い家島さんからの提案で、「mentimeter」というツールを用いてグループで検討した内容(一部)を全員で共有しました(写真は家島さん提供)。今回のワークで得られたたくさんのアイデアは、何らかの形でとりまとめて、公表出来ればと思います。

 

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ICTはあらゆる場面で効果的だなと改めて感じます。講演・研修などでもぜひ使ってみようと思います。

 

改めて、登壇してくれた先生方に御礼申し上げます。熱心に参加してくれた教職員のみなさまにも感謝申し上げます。また、我々が気持ちよく学び交流できるよう、1年かけて準備してこられたコンソのスタッフのみなさま、本当にお疲れさまでした。

 

これからも、生徒・学生の学びと成長のために、みんなが楽しく学び、交流できる、知恵と元気を得られる、そんな場作りを開発・提供していきたいと思います。