昨日より,当方が担当する大学院生向けのプレFD科目(「大学で教えるということ」)が始まっています。
2月8日,9日,13日の3日間,集中講義形式で,本学の大学院生10名が参加し,最終日の模擬授業に向けて熱心に取り組んでいます。
教育学研究科の院生を始め,人間・環境学研究科や地球環境学舎,アジア・アフリカ地域研究科の修士,博士,PDと多様な分野・学年の人が集まって,大学で教えるために必要な知識(アタマ)・態度(ココロ)・技能(カラダ)をがっちり鍛えます。
異分野の院生たちで一つの授業を創り上げて,最終的には模擬授業・検討会を行います。
かなりいい授業が練り上げられています。
彼らを見ていると,日本の大学教育は明るいなと思います。
本学を修了した院生の多くは,全国さまざまな大学で教員になっていきます。
その意味でも,本学がこのような領域横断的なプレFDに関わることはとても重要だと思います。本当はもっと多くの院生に受講してもらえるといいのだけれど。。
彼らの多くは,自分が学んできた大学とは異なる大学・環境の中で教育に携わることになります。
戸惑うこともあるかもしれませんが,できるだけリアリティショックを受けずに,現代大学が抱える諸問題をたくましく克服していって欲しいと思います。
私自身,そんな思いを持って,授業をデザインして,多くの熱量を投入しています。
今日の授業は終了です、と言っても誰も帰る様子はなく、熱のこもった議論が続いています。
これこそが最良のアクティブラーニングですね。
このプログラムの修了証を持っている院生の教育実践力はかなり高いと思います。
人事に関わる先生方,ぜひご一考を!