人生考路

個人と社会のウェルビーイングを高める教育と学びを探究する

研究

今日もなかなか濃ゆい1日

今日は早朝から新学部の関係者らの相談対応。データを見ながら今後の展開についてのディスカッション。1期生は大事。良い学生が来てくれるようIRとしてもサポート出来ればと思います。 その後、大学の総合案内の原稿を書いたり、授業準備したり。授業後は、…

『アカデミック・アドバイジング研究』に論文が刊行されました

もう1つご紹介を。この間,共同研究として進めてきたStudent Successと学生エンゲージメントに関する論文が『アカデミック・アドバイジング研究』(第2号)に掲載・刊行されました。 立命館大学SSPのコーディネーターの方々に対して外部アドバイザーとして長…

科研プロジェクトの書籍刊行

今日の午後は大学教育学会の理事会でした。5つの学協会の役員をやっていることもあり,しょっちゅう平日の夜や土日が理事会等で埋まるのですが,ここのところ長時間になることが多いです。今日もほぼ4時間ノンストップでした。詳しくは書けませんが,シリア…

コワーキングで原稿執筆

今日は昼過ぎまで用事をして、夕方からはお気に入りのコワーキングスペースに入って原稿執筆。 医療系の雑誌の依頼原稿ですが、ぼちぼち締切が近いということで、頭の中で組み立てていた構想をドサッと原稿に外化します。 お腹も空いてきたので3時間でタイム…

学生エンゲージメント科研のWeb調査完了

代表科研が最終年度ということで、ギリギリになってしまったのですが、この間準備してきた学生調査のデータ収集が完了しました。 といってもWeb調査で、今回はマクロミルに依頼しました。2月に入って依頼をかけ、中旬にオンラインで担当者と面談して調査の趣…

最近出た記事・本の紹介

ようやく会議や学外との打合せなどがない日に辿り着きました。本当によく働いた1年でした。 ということで,今回は最近出た記事(2つ)と本(1冊)を紹介したいと思います。 --- 1.進研アド『Between』(2023年11月) 1つ目はこちら。読者としてもいつもお…

2023年度第4四半期の講演・研修・発表の予定

思えば前回のブログ記事は真夏でした。本当に続かないなぁとコツコツが苦手な私はいつも反省します。8月後半からここまでかなり慌ただしくて,書く時間とエネルギーが無かったというのもありますが。 気づけば年末になっていて,2023年も残すところあと数日…

今期から5つの学会役員に

今日最後の学会役員の決定に係る総会が終わり,正式に今期からの学会役員のお務めが揃いました。 結果的に,以下の5つの学会(協会1つ含む)での役員を仰せつかることとなりました。 高等教育質保証学会 評議員(継続)学会紹介|高等教育質保証学会 日本ア…

6月の高等教育系の学会年次大会

6月には,高等教育系の学会の年次大会が2つあります。 1つ目は,大学教育学会第45回大会。会場は大阪大学吹田キャンパス,6月3日(土)・4日(日)に開催されます。自宅から徒歩圏内ということで,超楽チンです。 自由研究発表の部会6「学士課程教育(2)」…

心理的安全性に関する論文が刊行されました

新年度が始まりましたね。 先月末,心理的安全性に関する論文が刊行されました。 正式名称は以下の通りです。 山田剛史(2023)「大学教育における心理的安全性の重要性と学生エンゲージメントに及ぼす影響」『関西大学高等教育研究』14,7-18. https://www.…

科研沖縄出張レポート

もう2週間ほど前になりますが,1月22日(日)・23日(月)と沖縄出張でした。 科研の基盤B「大学の質保証を支える教育プログラムの評価と改善の好循環システムに関する研究」(研究代表 鳥居朋子/立命館大学)の一環で,沖縄県立芸術大学への訪問調査と研究会がメ…

書籍刊行のお知らせ

宣伝が遅れましたが,先月1月中旬に編著本が刊行されました。 タイトルは『心のなかはどうなっているの?〜高校生の「なぜ」に答える心理学〜』ということで,日本青年心理学会の常任理事(当時)のメンバーを中心に(若松先生@和歌山大学を筆頭に),多く…

初年次教育学会第15回大会を終えて

昨日(9/5)、今日(9/6)と初年次教育学会第15回大会でした。開催校は多摩大学で、対面開催から全面ハイフレックス開催への変更もあり大変だったと思います。関係者のみなさまおつかれさまでした。 僕は本来なら大会前日(9/4)の理事会から2泊3日の行程なのです…

日本アカデミック・アドバイジング協会第2回年次大会

連投すみません。ようやく一息つけたので。もう1つご案内です。 日本アカデミック・アドバイジング協会の第2回年次大会が,今月末の8月27日(土)に開催(オンライン)されます。 年次大会案内 | 年次大会 | JAAA 日本アカデミック・アドバイジング協会 既に…

振り返りへのフィードバック「TsuyoTube」

学生の学びの質を高めるための振り返りとフィードバックの重要性は、ことあるごとに伝えていますが、自身の実践例を文章化したことはあまりありませんでした。 私立大学情報教育協会が発行している機関誌『大学教育と情報』(2022年度, No.1, 通巻178号)の特…

オンライン授業の成否を分ける心理的安全性

コロナ禍に入って大学も3年度目に入っています。対面授業へと戻りつつありますが、オンライン授業を活用している大学、先生も少なくないと思います。本学でも引き続き色々と議論をしているところです。 そうした中、オンライン授業、特にリアルタイム型って…

久々の対面開催での学会参加

先週末(4日、5日)は、大学教育学会の第44回大会でした。会場は岡山理科大学、対面での開催でした。 本当に久しぶりでした。 この間、オンライン大会の実行委員等をいくつもやってノウハウも蓄積されたし、参加者としても利便性が高く、慣れてもきていたの…

優秀論文賞受賞しました!

ブログに書きたいこといっぱいあるのに,なかなか習慣化出来ないですね。。 コロナの影響で2月・3月に予定していた講演会・研修会・外部評価委員会など,ほぼ全ての出張が中止・延期となり,例年になくスケジュールに余裕が出ています。でも,なんやかんやで…

協創の楽しさ

昨日はとある研究助成に応募しました。 うちの研究室には多様なバックグラウンドとバラエティ豊かなテーマを有するメンバーがいて、そんな人たちとゼミなどで、社会のこと、大学のこと、教育のこと、学生のことなど色んな議論をします。 自分にとっても良い…

大学教育研究フォーラム2019のアーカイブがアップされました

当センター主催の第25回大学教育研究フォーラムの個人研究発表の要旨(PDF)ならびに各種講演の動画(および配布資料)が、センターのウェブサイトにアップされました。 個人研究発表(要旨) アーカイブ(発表原稿) | 大学教育研究フォーラム シンポジウム…

2019年度最初のゼミでした

今日は、2019年度に入って最初の山田ゼミでした。個別指導は既に始めていますが。社会人も多いので、全員は出られなかったものの、新M1、新D1の2人に加えて、他の先生の指導院生(留学生)にも直前に声をかけて飛び入り参加してもらいました。 互いの研究紹…

東山中高の取組を論文化しました

2016年4月から特別委員として関与している東山中高における組織的なアクティブラーニングの取組が論文になりました。 今年度が学校創立150周年ということで、関係する先生方と一緒に形にしようと進めてきました。 澤田寛成・柴田昌平・中村憲幸・山田剛史(2…

関与なき改革は空虚である

2月・3月は特に講演や研修、外部評価が立て込む時期なので、色んな大学の取組を知れたり、そこに関わる方々とお話をすることが出来ます。勉強になることも多いですが、考えさせられることも多いです。 特に強く感じていることを一言で表すと、 「関与なき改…

山田ゼミのAnnual Reflection Day 2018

今日は、山田ゼミ+αのメンバーで2018年度のリフレクションを行いました。 京大の吉田泉殿にて、朝から夕方までノンストップでがっつりやりました。 毎月のゼミとは違って、今日はこの1年間に行った研究、教育、社会貢献活動について、エビデンスも持参して…

㈱京大オリジナル、活用したいな

京大が指定国立大学の認可を受けた際に構想されていた事業(産官学連携の「京大モデル」)の一つに、京大オリジナル株式会社(京大オリジナル株式会社 |『京大の知』を発掘し、解放する)の設立があった。 今年の6月1日に設立されたが、主な事業は以下の2つ…

夏期の集中ゼミ

今日は朝から夕方まで夏期の集中ゼミをやりました。 院生も少しずつ増えてきているので、個別指導に加えて、月1でのゼミ、そして夏期と冬期の2回は集中ゼミをやることにしています。 合宿形式とか、ゆくゆくは他流試合の合同形式とかもやれたらなと思います…

AIR Forum 2018に参加して

先週は丸々1週間、米フロリダで開催されたAIR Forum 2018に参加してきました。 AIR Forum 2018 AIRとは、Association for Institutional Researchの略で、半世紀以上の歴史のあるIRに関する世界最大の専門家団体です。AIR Forumは、米国を中心に世界からIRに…

科研費、無事に採択されました!

3月も矢のごとく通り過ぎて、気づけば新年度を迎えてしまいました。 自身が主担当の文科省補助事業(IR/アセスメント関係)がこの3月までだったこともあり、通常の慌しさに加えて、相当バタバタしておりました。 おかげで楽しくやっていたブログをアップす…

移行においてギャップは不要か?

かねてより感じていることですが、学校間あるいは学校から社会への移行(トランジション)において、ギャップは不要でしょうか? たとえば、小1プロブレムや中1ギャップ、高1クライシスなど、学校種の変化(移行)に伴って生じる様々な問題を表す俗語があり…

高校学習指導要領改訂案をどう理解し、実践するか?

小学校、中学校と次いで、いよいよ改革の本丸である高校の学習指導要領の改訂案が出ました。3月15日までパブリックコメントが募集されています。 学校教育法施行規則の一部を改正する省令案及び高等学校学習指導要領案に対する意見公募手続(パブリックコメ…