人生考路

個人と社会のウェルビーイングを高める教育を探究する-京大准教授・山田剛史のブログ

研究

大学教育研究フォーラム2019のアーカイブがアップされました

当センター主催の第25回大学教育研究フォーラムの個人研究発表の要旨(PDF)ならびに各種講演の動画(および配布資料)が、センターのウェブサイトにアップされました。 個人研究発表(要旨) アーカイブ(発表原稿) | 大学教育研究フォーラム シンポジウム…

2019年度最初のゼミでした

今日は、2019年度に入って最初の山田ゼミでした。個別指導は既に始めていますが。社会人も多いので、全員は出られなかったものの、新M1、新D1の2人に加えて、他の先生の指導院生(留学生)にも直前に声をかけて飛び入り参加してもらいました。 互いの研究紹…

東山中高の取組を論文化しました

2016年4月から特別委員として関与している東山中高における組織的なアクティブラーニングの取組が論文になりました。 今年度が学校創立150周年ということで、関係する先生方と一緒に形にしようと進めてきました。 澤田寛成・柴田昌平・中村憲幸・山田剛史(2…

関与なき改革は空虚である

2月・3月は特に講演や研修、外部評価が立て込む時期なので、色んな大学の取組を知れたり、そこに関わる方々とお話をすることが出来ます。勉強になることも多いですが、考えさせられることも多いです。 特に強く感じていることを一言で表すと、 「関与なき改…

山田ゼミのAnnual Reflection Day 2018

今日は、山田ゼミ+αのメンバーで2018年度のリフレクションを行いました。 京大の吉田泉殿にて、朝から夕方までノンストップでがっつりやりました。 毎月のゼミとは違って、今日はこの1年間に行った研究、教育、社会貢献活動について、エビデンスも持参して…

㈱京大オリジナル、活用したいな

京大が指定国立大学の認可を受けた際に構想されていた事業(産官学連携の「京大モデル」)の一つに、京大オリジナル株式会社(京大オリジナル株式会社 |『京大の知』を発掘し、解放する)の設立があった。 今年の6月1日に設立されたが、主な事業は以下の2つ…

夏期の集中ゼミ

今日は朝から夕方まで夏期の集中ゼミをやりました。 院生も少しずつ増えてきているので、個別指導に加えて、月1でのゼミ、そして夏期と冬期の2回は集中ゼミをやることにしています。 合宿形式とか、ゆくゆくは他流試合の合同形式とかもやれたらなと思います…

AIR Forum 2018に参加して

先週は丸々1週間、米フロリダで開催されたAIR Forum 2018に参加してきました。 AIR Forum 2018 AIRとは、Association for Institutional Researchの略で、半世紀以上の歴史のあるIRに関する世界最大の専門家団体です。AIR Forumは、米国を中心に世界からIRに…

科研費、無事に採択されました!

3月も矢のごとく通り過ぎて、気づけば新年度を迎えてしまいました。 自身が主担当の文科省補助事業(IR/アセスメント関係)がこの3月までだったこともあり、通常の慌しさに加えて、相当バタバタしておりました。 おかげで楽しくやっていたブログをアップす…

移行においてギャップは不要か?

かねてより感じていることですが、学校間あるいは学校から社会への移行(トランジション)において、ギャップは不要でしょうか? たとえば、小1プロブレムや中1ギャップ、高1クライシスなど、学校種の変化(移行)に伴って生じる様々な問題を表す俗語があり…

高校学習指導要領改訂案をどう理解し、実践するか?

小学校、中学校と次いで、いよいよ改革の本丸である高校の学習指導要領の改訂案が出ました。3月15日までパブリックコメントが募集されています。 学校教育法施行規則の一部を改正する省令案及び高等学校学習指導要領案に対する意見公募手続(パブリックコメ…

研究上の3つの問い

この時期、修論や博論の提出とそれに伴う口頭試問や公聴会、大学院受験で提出された論文とそれに伴う口頭試験とで、たくさんの論文を読んで、たくさん面談します。 関係者のみなさん、お疲れさまです! その過程で色んな分野の先生方ともやりとりをするので…

大学の組織力をエスノグラフィってみる

数回に渡って全国調査のデータから学生の実態と問題を見てきましたが、今回は大学側から見てみたいと思います。 大学の組織力を測る指標や調査って、方法論的にも実施面でも難しいですよね。大学としてどんなことをやっているか、といったことについては、毎…

大学教育の役割って?

大学教育の役割って何なのでしょうか? 関連省庁や学術機関などから、大学教育を通じて身につけることが期待される能力(いわゆる学習成果)の枠組み(要素)が提示され、各大学はそれをディプロマポリシーなどの形で定義して、教育課程や授業に落とし込んで…

拡がるAL、変わる!?学生の学習観

今回は学生の学びに対する意識の変化に関するデータをもとに考えてみたいと思います。 データソースは過去2回の記事同様、ベネッセ総研の全国大学生調査2016です。 2017年の夏にプレスリリースを行った際に最も反響があったものです。 項目名としては、大学…

結構効いてくる!?入学時の行動タイプ

前回に引き続き、もう少しベネッセの大学生調査の結果から考えてみたいと思います。 本調査では、以下のような行動タイプを入学時と現在とで聞いています。 ①自分から積極的にやりたいことは探してやる ②与えられれば興味をもってやる ③与えられても、よほど…

学生の満足度、なぜ下がるのか

学生の満足度調査は多くの大学で実施されていると思います。 満足度は大学教育の成果として重要な指標の1つでしょう。各大学では、満足度の向上を目標に掲げ、様々な教育・学習環境の整備を行っています。 ベネッセ教育総研が2008年から4年ごとに実施してい…