人生考路

高等教育を生業とする青年心理学者、山田剛史のブログ

はじめてのふゆキャン△

週末、妻とキャンプに行ってきました。

 

と言っても、自分たちでテント持っていって、といったがっつりのオートキャンプではなく、最近流行り?のグランピングというやつです。

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元々インドアな二人が、なぜにアウトドア?しかも冬に!?ということなのですが、あるアニメがキッカケでした。

 

それが、今期やっている「ゆるキャン△」(TVアニメ「ゆるキャン△」公式サイト)という作品です。

 

山梨県を舞台にキャンプ好きの女子高生が、冬のキャンプの良さをゆる〜く伝えてくれています。

 

特に、この中で、一人でキャンプ(ソロキャンプ)する子の楽しみ方を観て、「これってインドアやん!」「確かに虫もいないし、空気も澄んでるし、人も少ないし、寒ささえ対策すればめっちゃいいんちゃう!」って思ったのでした。

 

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とは言え、道具は何にもないし、ハマるかどうかも分からないし、、って言うときに、前に利用した温泉施設に確かそんなニーズに応えてくれそうな施設あったな、と思い出したのがグランピングでした。

 

グランピングとは、「グラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた造語で、テント設営や食事の準備などの煩わしさから旅行者を解放した『良い所取りの自然体験』に与えられた名称」(グランピングとは|一般社団法人 日本グランピング協会)とのことです。

 

で、その施設というのが、京都府南丹市にある「GRAX」(GRAX グラックス冬キャンプ【公式】カトープレジャーグループ | GRAX グラックス)というところです。「るり渓温泉」(るり渓温泉【公式】カトープレジャーグループ)というなかなかいい感じの温泉施設を併設していて、京都市内から車で1時間ちょっとで行けるということで、以前行ったことがあったのでした。

 

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テントタイプは今の時期お休みだったので、ルミエールキャビンにお泊り。隣の温泉施設も特別追加料金で2日間利用し放題。チェックイン後はまず温泉入ってあったまる♨️

 

夕食は予約時に選んでおいた食材を準備してくれているので、また必要な道具一式も用意してくれているので、自分たちのキャビン横の専用スペースで楽々夕食🍲

 

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真冬の自然の中でのお鍋にビール🍻、格別でした!

 

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夜は焚火🔥を囲んで、ホットコーヒーを飲みながらゆっくりと物思いにふける。

 

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キャビンでも修学旅行みたいに妻と語りふける。とっても贅沢な時間と空間。

 

翌朝は雪の降る中、自分たちで作るハンバーガーを食べる。

 

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チェックアウト後は、再び温泉へ。岩盤浴したり、ランタンテラスでゆっくり本を読んだり。

 

これだけ体験できて、お金もかなりお安めなのが嬉しい♪

 

で、結論。

 

これははまる。

 

今年は、ぼちぼち道具も揃えて、色んなところに行こうと二人決意を新たにするのでした。

 

特に、自分はインドアだし、キャンプは大勢で行くものでしょ、と無縁に思っているみなさまにおすすめです!

高校学習指導要領改訂案をどう理解し、実践するか?

小学校、中学校と次いで、いよいよ改革の本丸である高校の学習指導要領の改訂案が出ました。3月15日までパブリックコメントが募集されています。

 

学校教育法施行規則の一部を改正する省令案及び高等学校学習指導要領案に対する意見公募手続(パブリックコメント)の実施について:文部科学省

 

各種メディアも改訂のポイントを整理しています。

高校学習指導要領改訂案 主な改訂のポイント | 教育新聞 電子版

 

2020年度から導入される新しい大学入学者選抜試験と併せて、2022年度から順次始まる新学習指導要領への対応は、高校にとって大きな変革とチャレンジになります。

 

各教科の内容についての大幅な改訂、選挙権年齢の18歳への引き下げに伴う教科「公共」の新設、「総合的な学習の時間」から「総合的な探究の時間」への変更など、さまざまあります。

 

そうした中で、全体を通底する重要な考え方は、①3つの柱として整理された資質・能力、②その育成のための「主体的・対話的で深い学び」(アクティブラーニング)の実現、③地域等の資源を活かすなど「社会に開かれた教育課程」の実現、④教科横断的な視点や学習成果の測定・評価に基づく「カリキュラム・マネジメント」の実現、の4点にあると思います。

 

なお、これら膨大な「理想」の実現は、教員個人に課せられるものというより、学校全体が責任を持って組織として臨むというスタンスが肝要でしょう。

 

そのためには、アクティブラーニングを例にとっても、以下のような「射程(距離)」と「範囲(拡がり)」の中で、より遠く、より広く捉えて、学校全体で臨む必要があるでしょう。

 

ALの射程(1近い→3遠い)

  1. 入試改革対応
  2. 進学後の学校、卒業後の社会移行への対応
  3. 中長期的な社会変革への対応

 

ALの範囲(1狭い→3広い)

  1. 教授技法として
  2. 学習方法として
  3. 成長・発達論として

 

自分の所属する組織は、ALの射程と範囲をどのように捉えて、この大改革に取り組もうとしている(取り組んでいる)でしょうか。

 

個別事項への個別対応ではなく、全体のグランドデザイン(改革ストーリー)を描いて、より効果的・効率的に取り組むことが大切になります。そのためにも、校長をはじめとする管理職のリーダーシップが、10年、20年後の学校の発展(衰退)を大きく左右するでしょう。

 

今後さらに加速する少子高齢化や、急速に進む人工知能(AI)などの技術革新がもたらす産業構造の変化に立ち向かうためには、生徒・学生一人一人の持つ潜在能力をこれまで以上に引き出していかないといけないと考えます。

 

暗くなる話題が多く、教育に課せられたミッションは重いですが、みなで知恵を出しながら楽観的に乗り越えていければと強く願います。

 

微力ながら、その一助となれるよう精進していきたいと思います。 

未来の大学教員,育ってます!

昨日より,当方が担当する大学院生向けのプレFD科目(「大学で教えるということ」)が始まっています。

 

2月8日,9日,13日の3日間,集中講義形式で,本学の大学院生10名が参加し,最終日の模擬授業に向けて熱心に取り組んでいます。

 

教育学研究科の院生を始め,人間・環境学研究科や地球環境学舎,アジア・アフリカ地域研究科の修士,博士,PDと多様な分野・学年の人が集まって,大学で教えるために必要な知識(アタマ)・態度(ココロ)・技能(カラダ)をがっちり鍛えます。

 

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異分野の院生たちで一つの授業を創り上げて,最終的には模擬授業・検討会を行います。

 

かなりいい授業が練り上げられています。

彼らを見ていると,日本の大学教育は明るいなと思います。

 

本学を修了した院生の多くは,全国さまざまな大学で教員になっていきます。

その意味でも,本学がこのような領域横断的なプレFDに関わることはとても重要だと思います。本当はもっと多くの院生に受講してもらえるといいのだけれど。。

 

彼らの多くは,自分が学んできた大学とは異なる大学・環境の中で教育に携わることになります。

 

戸惑うこともあるかもしれませんが,できるだけリアリティショックを受けずに,現代大学が抱える諸問題をたくましく克服していって欲しいと思います。

 

私自身,そんな思いを持って,授業をデザインして,多くの熱量を投入しています。

 

今日の授業は終了です、と言っても誰も帰る様子はなく、熱のこもった議論が続いています。

 

これこそが最良のアクティブラーニングですね。

 

このプログラムの修了証を持っている院生の教育実践力はかなり高いと思います。

 

人事に関わる先生方,ぜひご一考を!

 

研究上の3つの問い

この時期、修論や博論の提出とそれに伴う口頭試問や公聴会、大学院受験で提出された論文とそれに伴う口頭試験とで、たくさんの論文を読んで、たくさん面談します。

 

関係者のみなさん、お疲れさまです!

 

その過程で色んな分野の先生方ともやりとりをするので、とてもいい勉強になります。

 

また、研究職を目指す大学院生と日々接することは、こちらにとってもいい刺激になります。

 

そんな中で、研究を行う上で大事にして欲しい問いを3つほど紹介したいと思います。細かいテクニックは色々あるわけですが、上記の面談等を通じて、特に研究初期においては意識しておいて欲しいなと思ったので書き留めておこうかと。

 

1. オリジナリティは何か?

色んな先生が最も発している問いです。この問いに応えるのは容易ではありません。そのためには、以下のような点をクリアしないといけないからです。

 

  • 先行研究をしっかり読み込む
  • 自分の研究の位置づけを(多角的・相対的に)明確にする
  • 学術研究の作法を理解し、対応する
  • 研究を通じて得られたこと(成果)と得られなかったこと(課題)を自覚する

 

こうしたことを怠った研究で主張される「オリジナリティ」とは、結局のところ「独り善がり」なものでしかないのです。

 

大体、学生が主張するオリジナリティのほとんどは上記の点がクリアされていない、また、新しいと思っているもののほとんどは先行研究で説明出来てしまうものです。

 

学生はよく「(自分がやろうとしているテーマの)先行研究は少ない」と言います。聞いてみると、ピンポイントのキーワード検索のみで判断していることが多いです。でも、こんなキーワードも関連してるよね、なんて話していくと狭い視野で判断していることに気づきます。

 

とは言え、これは僕らでも難しいことです。

 

京大では早くからこうやってオリジナリティを磨くことの重要性を折に触れて問うています。

 

とどのつまりは、先行研究をめっちゃ読んで、徹底的に考え抜きましょう、ということになります。

 

2. リサーチクエスチョンは何か?

先行研究をたくさん読めばいい研究が出来るかというと、それだけでは十分ではありません。真面目な学生、社会人で学びに来ている学生などに見られがちですが、研究ではなく「お勉強」になってしまっています。

 

たくさん読んで、整理して、書き起こす。大事な作業ですが、その営みを通じて明らかにしたい問い(リサーチクエスチョン)があって始めて研究へと昇華します。僕が修士課程1年の学生に提供している必修科目の序盤では、ここを固めることに力を注ぎます。

 

その手前には、素朴な疑問(臨床的な問い/クリニカルクエスチョン)があり、それをRQの形に絞り込んでいきます。

 

RQが決まれば、自ずと最適な研究方法や分析技法の選択、結果の解釈の方向性も決まってきます。

 

なので、「いいRQ」はいい研究に必要不可欠だと思います。

 

そして、いいRQには、やはりたくさんの研究に触れて、研究の実現可能性や適切性について判断出来ていなければなりません。

 

自分は研究を通して何を明らかにしたいのか。シンプルですが、ここにこだわって見てください。

 

3. 誰に届けたいのか?

もう1つの問いは、その研究を誰に届けたいのか、です。

 

もちろん、純粋に事象を理解・解明したいという場合もあると思いますが、特に僕が関わっている高等教育などでは、とりわけこの問いが大切な気がしています。

 

言い方を変えれば、誰のための研究か、ということも出来ます。

 

「現場の教員のため」という学生は多いのですが、その研究、本当に現場に届くかな?と疑問を抱くことは少なくありません。

 

現場に役立つ研究だけが良い研究でないのは言うまでもないことですが、この問いは、自分の研究を評価・改善する上で大切じゃないかなと思います。

 

少し大げさな言い方ですが、たくさんの研究に触れていると誰に届けたくてこの研究をしているのか何となく分かるようになります。そうやって、論文という成果物を通じて「顔」が見えてくるとワクワクします。

 

そんな研究者を応援したいし、自分もそうありたいなと思います。

 

そんな研究者たちとつながれるといいな。

 

研究に携わる方々に少しでも想いが届きますように。

 

大学の組織力をエスノグラフィってみる

数回に渡って全国調査のデータから学生の実態と問題を見てきましたが、今回は大学側から見てみたいと思います。

 

大学の組織力を測る指標や調査って、方法論的にも実施面でも難しいですよね。大学としてどんなことをやっているか、といったことについては、毎年実施されている文科省の実態調査やら、認証評価、各種補助金申請などでも一部見ることは出来ますが。

 

今回はそういう調査データとかではなく、ちょっと違う視点(現場観察)から見てみたいと思います。

 

先に言っておきますが、とても主観的なものですので、絶対視は出来ません。あしからず。

 

当方、年間で大体25件(月に2回)程度、学外で講演・研修をさせてもらっています。これくらいが限度かなということで、ある程度調整しています。個別の大学でのものもあれば、多くの大学関係者が集まるシンポジウムなどもありますが、これまで150以上の大学に伺っていると思います。全国47都道府県制覇には及ばないものの、国公私立、都市・地方、大中小と様々な設置形態や規模の大学を訪れています。

 

その中で、講演会・研修会の当日はもちろん、最初の依頼から当日までのやりとりまで、色んな対応を経験しています。数年前まではどこもあんまり大差なかったように感じますが、最近は随分違うなぁという印象です。その経験から大学の組織力を、いくつかの観点で整理してみたいと思います。なお、ここで挙げているものは全て実体験になります。

 

【依頼時~当日】  (数値が大きい方が良い状態)

まず、依頼時から当日までのやりとりで、大体の雰囲気が分かります。

 

 (A.依頼者/やりとりをする人)

  1. 職員のみの場合(事務的にぬかりはないが、教員との温度差が大きい)(私立に多い)
  2. 教員のみの場合(事務的な点でモヤモヤすることが多く、従来的な教員-事務の構図)(国立に多い)
  3. 教員が依頼し、内容を詰めていき、職員が準備物などを対応する場合(両者が役割分担)(私立に多い)

 

(B.依頼時の内容)

  1. 何でもいいので先生の話したい内容で
  2. テーマが漠然としていたり、具体的に明示されない
  3. テーマに至る経緯を含めて具体的に設定されている
  4. 3に加えて、学内の状況が分かる資料を送ってくれる
  5. 3、4に加えて、私についても一定リサーチ済みで、その必然性も書かれている

 

【当日】

当日で組織力を感じるポイントはいくつかあります。会場、参加者(割合)、そして最も分かりやすいのは学長の参加かと思います。

 

(C.会場)

  1. 研修(特にワークショップ)に適した会場が用意されていない
  2. 設備やレイアウトなど準備が整っていない
  3. 教室配置や設備、レイアウトが適切に準備されている(事前に打合せ済み)

 

(D.参加者)

  1. 企画者による周知が不十分で、任意のため参加者が非常に少ない(その分、参加者は意欲的でやりやすいが組織的には不十分)(国立に多い)
  2. 教授会などに引っ掛けたり、出欠管理をしたりするなど、強制力が強いため参加者は多い(その分、参加者のモチベーションは多様でやりにくい)(私立に多い)
  3. きちんと周知をして、強制をするわけではないが、多くの教員が参加している(行って良かったと思える)(私立に多い)

 

(E.学長の参加)

  1. 全く登場せず
  2. 始まる前に案内されて名刺交換だけ
  3. 開会挨拶だけ
  4. 全体に参加(ワークショップ等には非参加)
  5. 全体に参加(ワークショップ等にも参加)
  6. 5の後に、別室にてディスカッション

 

特に、学長の参加度合いは非常に分かりやすい指標だと思います。というのも、上記5や6のような形で学長が会に参加している大学は、まだまだ少数ですが、先生方も熱心に参加していて、組織としての一体感を感じます。逆に、1~3のような大学は、たとえGP/APなどを多く取得していても、一部の先生方が必至に頑張っているけど、全体的に冷めた感じあるいは強い疲弊感が漂っているように思います。

 

他にも細々したポイントはありますが(キャンパスで遭遇する学生が挨拶してくるとか、事前のパワーランチが用意されているとか)、できればこちらも気持ちよく伺いたいなと思うので(やる気のある大学に行くとこちらもすごく元気をもらいます)、上記のポイントなんかは意識していたりします。

 

ちなみに、どういう形態、規模の大学が、上記のポイントのどういうタイプに属するかも大体把握出来ていますが、さすがにそこまでは書かないでおきます。

 

こんな記事を書くと、「山田に依頼するの嫌やなぁ」と思われそうですが、私も時間を割いて伺う以上、色んなことを学びたいと思っています。その点、ご了承ください。

 

今回は、これからの大学において一層重要になってくる組織力について、網羅的な実態調査などでは見えにくい側面を、講演・研修講師として伺う際の一連の対応という視点からみてみました。

進む!?中高のアクティブラーニング

‪昨日(1/27)は、当方が特別委員を務める東山中学・高等学校京都市左京区)の「アクティブラーニング実践研究会2017」でした。‬

 

朝から雪の降る中、全国から100名を越す学校関係者が参加されました。

 

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 (学校の隣は永観堂(写真)、反対側には南禅寺と、京都の歴史が感じられる好立地)

 

東山では2016年4月から「学習力強化プロジェクト特別委員会」を設置し、アクティブラーニングを核とした組織的な教育改革に取り組んでいます。

 

私は、2015年の夏に全体研修を担当以降、当該組織の設置を含め、およそ2年指導・助言に関わっています。今回の実践研究会は昨年度からはじめて2回目でした。

 

東山では、様々な取組を行っています。一例を挙げると、

 

  • 特別委員会の開催(月1回)
  • 各種ワーキンググループの開催(年6~8回程度)
  • 協同勉強会(年5回)
  • 授業公開(6月、9月、11月に各7~8授業)
  • 授業研究会(年2回)
  • ICT活用教育の推進
  • 広報誌『東山アクティブNEWS』の刊行(毎月)
  • 「10年カレンダー」や『3年日記』の開発・刊行
  • 「アクティブラーニング実践研究会」の開催(年1回)

 

などです。

 

以下のような動画も作成・配信しています。

アクティブラーニング実践研究会2016 02 - YouTube

 

中学・高等学校では、目下進行中の入試改革と学習指導要領改訂への対応から、組織的なアクティブラーニング(厳密には、「主体的・対話的で深い学び」)の実現に取り組んでいます。

 

この2つの改革が学校に与えるインパクトは大きく、改革は不可避です。大学に比べるとスピード感は早い感じがしていますが、その一方で現場の混乱も極めて大きい印象です。

 

私自身は、中高の学校改革に関与することによって、大学教育の課題を相対化できたり、生徒・学生の発達をより深く理解できたりするので、今まで以上に幅広く学生の学びと成長を捉えることが出来るようになった気がします。

 

昨日の実践研究会では、午前中に8つの授業公開と授業検討会を行いました。一番関係者と議論したのが、お昼のおもてなしでした。学食は生徒が利用するし、外にもあんまり食べる所がないし、お金を取るわけではないし、そもそもそれだけの人数が一堂に会してご飯を食べながら交流できる大部屋も難しいし、、結果、うまくいったのですが。

 

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(当日のプログラム)

 

午後は、東山の先生方からアクティブラーニングに関する取組とアクティブトランジションに関する取組を紹介してもらい、その後、私の方から「総括講演」を行いました。最後に、同僚でもある京都大学の溝上慎一先生に「特別講演」をお願いして、講評を行っていただきました。なかなか外の行事で一緒に登壇することはなかったので、楽しい時間でした。

 

今後ますます激しくなる動きにどう対応するか、学校の未来がかかっています。

 

また、この動きを睨みながら、大学はどう迅速に対応していくのか。

 

大変ですが、みんなで知恵を出しながら進めていきたいですね。

 

タイトルは「人生考路」で!

ブログのタイトル、はてなブログのデフォルト設定のままだったので、変えなきゃなぁと思っていました。

 

なかなか悩ましいものですね。

 

研究テーマだとちょっと固いし、長すぎるのも変だし。。ブログの内容とも関係しておきたいし。

 

シンプルに、自分を表現する言葉、モットーみたいなものはないものかと。

 

それで辿り着いたのが「人生"考"路」。

 

もちろん元々の漢字は「人生行路」なわけですが。

 

自分が一番好きなこと、人生を通じてやっていきたいことは何だろうって考えたときに浮かんできたのが「考える」という営みでした。

 

考えるのが好きだなって。

 

元々、人間という存在について考えるのが好きで心理学を勉強するようになり、心理学だけでは分からないので哲学や社会学も勉強したり。結局、人間を理解したいというのが根本にあるので、〇〇学をやりたいというより、様々な考え方ときにはデータを駆使して考え抜きたいんですね。

 

AIが仕事を奪う時代が到来して、社会も教育もその在り方が激変する中、パスカルの「考える葦」ではないですが、思考こそが人間が人間足りうる重要な営みなのだと思います。

 

ということで、このようなタイトルに決めました。

 

研究者として、人間として、地に足をつけて思考し、自分なりに表現していきたいです。

 

よろしくお願いします。